先日、青森駅と奥羽本線で多言語放送が流れ始めた件に関してご紹介しましたが、
この間奥羽本線に乗っていたら、
なんと日中英に加え、
韓国語放送も流れていたことに気づきました。
振り返ってみると前回の記事では、
青森駅では英語と中国語放送が、
奥羽本線では英語放送のみが流れるとか言っていたような気がしますが、
その件について少々不備があったのでここで改めてお知らせいたします。
タブレット放送では日中英韓の4か国語放送が流れる!
実際のところ、
青森駅では英語と中国語で変わりはありませんが、
奥羽本線のほうでちょっと間違いがありました。
日頃から奥羽本線などを利用している方なら分かるかと思いますが、
東北の魔物()「走ルンです」こと701系電車には、
ワンマン対応編成を除いて自動放送装置(日本語のみ)が搭載されていません。
ワンマン対応編成以外は、
すべて車掌の肉声による日本語放送が流れています。
しかし、前回の記事のように、
増加する訪日外国人観光客向けにインバウンド対策としてJR東日本では、
タブレット放送というサービスを始めるようになりました。
タブレット放送とは、
車両そのものに自動放送装置が搭載されているわけではなく、
車掌が持っているタブレットを操作することで自動放送が流れるシステムです。
以前のニュースで、
「武蔵野線で車掌がタブレットで業務に関係のない旅行サイトを見ていた」
という報道がありましたが、
まさにそのタブレットです(因みにそれをチクったのは乗客)。
で、そのタブレット放送で流れる言語は、
前回では英語放送のみとお伝えしていた気がしますが、
正しくは英語放送と中国語放送でした。
放送内容は複数あるので言い回しは乗る列車によってバラバラですが、
基本的に英語放送と中国語放送がセットで流れていることは確かです。
しかし、直近で乗った列車では、
なんとそれらに加えて韓国語放送も流れていたので、
思わず驚いてしまいましたw
そもそも中国語放送と韓国語放送なんて新幹線でもろくに流れないのにもかかわらず、
まさかのあの走ルンですで先行して流すようになったわけですから、
これは驚愕です()
また、英語放送では行先と停車駅の案内の言い回しもあったのを確認していますが、
今のところその案内が中国語放送と韓国語放送で流れているシーンには今だ出くわしていないので、
恐らくその部分は対応していないのかと思われます。
どちらかというと携帯電話のマナーモード設定や優先席についての案内が流れる機会が多いので、
行先と停車駅の案内を組み込んだ放送に出くわすほうがレアでしょう。
まあそれはともかく、
奥羽本線も昔と比べ大分進化しましたね。
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