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【運行ルート4系統も!?】リゾートあすなろ引退 実は一番青森を駆け回った観光列車

【運行ルート4系統も!?】リゾートあすなろ引退 実は一番青森を駆け回った観光列車

青森鉄道ニュース

2010年の東北新幹線全線開業と同時に、

青森エリアの観光を盛り上げようと誕生した、

乗って楽しい列車「リゾートあすなろ」。

約13年間にわたり、

奥羽本線、津軽線、大湊線、青い森鉄道を中心に、

青森県内の多くの路線を駆け回り、

先日8月20日ラストランを迎え運行終了となった。

東奥日報によると、

2010年の運行開始から約13年間にわたり、

累計13万人以上の利用があったという。

青森エリアを走る観光列車もとい、

乗って楽しい列車の中では、

やはりリゾートしらかみがトップクラスの利用者数を誇り、

かつ、一度は乗ってみたい五能線を走る観光列車であることから、

知名度も全国的に高い。

それと比べればどうもリゾートあすなろの存在が薄れてしまうが、

個人的に最も興味深かった点が、

運行ルートによって列車名が変わることである。

その、面白い運行ルートは以下の通り↓

・リゾートあすなろ下北(2023年まで稼働)

八戸駅 – 三沢駅 – 野辺地駅 – 陸奥横浜駅 – 下北駅 – 大湊駅

・リゾートあすなろ竜飛(蟹田駅発着時は「リゾートあすなろ津軽蟹夫」、2018年度以降運行なし)

弘前駅 – 新青森駅 – 青森駅 – 蟹田駅 – 津軽二股駅 – 今別駅 – 三厩駅

・リゾートあすなろ八戸(2017年度以降運行なし)

弘前駅 → 新青森駅 → 青森駅 → 浅虫温泉駅 → 野辺地駅 → 三沢駅 → 八戸駅

・リゾートあすなろ青森(2017年度以降運行なし)

八戸駅 → 三沢駅 → 野辺地駅 → 浅虫温泉駅 → 青森駅 → 新青森駅

いかがだろうか?

こうしてみると、

なかなか面白い複数の運行ルートが設定されていたことが分かる。

「リゾートあすなろ下北」は、

2023年まで現役で稼働していたため、

上記4ルートの中で最も寿命が長かったが、

それ以外は2017年および2018年で運行が事実上終了している。

そのため、「リゾートあすなろ」=「リゾートあすなろ下北」

という認識が多くされているが、

「リゾートあすなろ」最盛期には、

上記のような複数のルートが組み込まれていたのである。

「リゾートあすなろ八戸」や「リゾートあすなろ青森」に関しては、

まるで東北新幹線全線開業前の、

特急列車の運行ルートそのものではないかw

スピードこそ特急列車と比べれば当然遅いが、

停車駅だけ見れば、

あたかも特急列車に乗っているかのような気分を味わえたであろう。

また、「リゾートあすなろ竜飛」もこれまた面白い運行ルートで、

弘前~青森~三厩間直通運転と、

何ともダイナミックな運用であった。




面白い要素はもう一つある。

そもそも「リゾートあすなろ」の当初の存在意義としては、

東北新幹線新青森駅と津軽半島および下北半島エリアを結ぶ観光列車であった。

そのためデビュー当初は、

「リゾートあすなろ下北」と「リゾートあすなろ津軽」が、

途中の青森駅まで連結して運行されていた。

どういうことかというと、

「リゾートあすなろ」は2編成の計4両落成されたため、

一つは「リゾートあすなろ津軽」、

もう一つは「リゾートあすなろ下北」として運行していた。

つまり、青森駅まではダイナミックな4両編成で運行し、

いずれかの編成を先に出すため、

切り離し作業が行われていたのだ(どちらが先頭かは不詳)。

「のってたのしい列車」においては、

このような連結、切り離しを行う列車など、

恐らくは「リゾートあすなろ」ぐらいであったであろう。

↑Wikipediaの写真であるが、奥にもう一編成停車しているのが分かる。

これも、当初の「リゾートあすなろ」のもう一つの面白さであると個人的には思う。


ということで最後に、

リゾートあすなろの写真をばらまいてお開きとしよう。

側面はご覧の通り。

JR東日本によると、

イメージカラーにあたっては、

夏祭りの熱気を表す「赤」、

下北半島に咲く菜の花畑の「黄」、

豊かな森をイメージした「緑」の3色を使用し、

青森らしさを表現している。

2枚目は窓の部分であるが、

カラーリングが心なしか、

チキンラーメンを思い浮かべるのは私だけだろうか?w

座席はこのような感じ。

リゾートしらかみと同様の形式であるため、

大きな窓が特徴的。

ここにも赤色を施しており、

夏祭りの熱気を表現しているかのよう。

リゾートあすなろにも前面展望を客席から見ることができるよう、

モニターが天井に設置されている。

同様に先頭部分には、

大きな窓から車窓が見られる展望スペースも用意されており、

陸奥湾の景色などは絶景である。

トイレもリゾート列車らしく白を基調とした美しいデザイン。

鏡も大きいため特に女性には美しい設備だ。

終点の大湊駅に到着した様子。

バックの釜臥山(かまふせやま)も相まって、

より一層観光気分を味わえる景色であった。

切符はご覧のような感じで発券される。

ご覧の通り、通常期であれば、

乗車券+指定席券530円を課金することで乗車できるものであるから、

実にコスパの良い観光列車であった。

そんなリゾートあすなろは、

同じ車両を改造して新しい観光列車「ひなび(陽旅)」へと生まれ変わり、

早くも2023年冬頃から運行開始予定である。

観光客は勿論のこと、

我々鉄道マニアへもどのような魅力を見せてくれるのか期待が高まる。

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