いやぁ、遂にこの日が来ましたね。
JR東日本が6月9日に発表したプレスリリースによると、
JR東日本管内における東北・上越・北陸新幹線全区間で、
携帯電話サービスの開始を7月23日よりスタートさせることを明らかにしました。
一方、ミニ新幹線である山形及び秋田新幹線については2020年内に電波を開通させる予定となっており、
順調に工事が進めば2020年内で、
JR東日本管内すべての新幹線で携帯電話サービスが使用できることになります。
そして、我が青森エリアでは現在非対応区間である、
東北新幹線七戸十和田~新青森間の細越トンネル約3キロの区間も、
遂に電波遮へいが解消。
なぜかこの区間だけ整備が後に回されていますが、
これにより東北新幹線のトンネルすべての電波遮へいが解消し、
ようやくコンプリート達成となります。
因みに東北新幹線よりもトンネルの数が圧倒的に多い北海道新幹線では、
新青森~新函館北斗間が既に3月より携帯電話サービスが開始されています。
それどころかあの世界有数の海底トンネルである青函トンネルにも対応しているので、
それと比べれば東北新幹線は遅れ気味の感じがしますね。
思い返せば東北新幹線が全線開通したのが2010年であるものの、
当時はまだ携帯電話の電波がそれほど通っていませんでした。
ただでさえトンネル区間が多い整備新幹線区間である盛岡以北では、
スマホに表示されている「4G」からたびたび「圏外」になるというのがある意味常識でしたw
また、マップで表示される現在地も、
電波が届かないためかなり暴走していました。
時には東北新幹線のルートと大幅に外れた、
得体の知れない海や山の中に表示されているという光景もしばしば目の当たりにしたほどであり、
現在地のバグっぷりはピカイチでしたw
あれから10年後となる2020年の今。
12月をもって全線開業から10周年を迎えようとしておりますが、
ちょうどいい節目で携帯電話サービスが使えるのはどこか感慨深いものですね。
まさに東北新幹線2度目の全線開通でもあります。
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