青森の鉄道ニュース2019年10月

青森鉄道ニュース

10月1日 弘南鉄道 10月から運行本数減

弘南鉄道は10月1日に、2013年7月以来となるダイヤ改正を行った。今回は利用客減による減便ダイヤとなっており、弘南線・大鰐線合計18本も減らすという、これまでにない大幅な減便となった。弘南線では日中の時間帯を1時間間隔に設定。終電は多少遅くなった。大鰐線では始発を遅らせたほか、一部時間帯での減便となった。まさに今回のダイヤ改正は、モータリゼーションの加速と人口減が最大の要因であるほかない。

10月1日 鉄道150社値上げへ

消費税10%増税に伴い、全国の鉄道会社で運賃の値上げを行った。JR(JR北海道除く)と私鉄では平均1.85%の値上げとなった。改定率は、JR東日本、東海、西日本が1.852%、JR四国が1.851%、JR九州が1.850%となり、初乗りはJR東日本、東海、西日本が10円増の150円、JR四国、九州が10円増の170円となった。切符の場合は基本的に1円の位を四捨五入し、10円単位にしている。なお、JR東日本のIC利用では二重運賃を適用したため、初乗りが3円増の147円になった。一方JR北海道は大赤字であることからそれを考慮し、他社よりも値上げ率が桁違いの平均11.1%を上乗せする形で値上げとなった。

10月21日 青函トンネル内高速化「時速210キロ」試験終了

鉄道建設・運輸施設整備支援機構は21日、青函トンネル内における時速210キロ運転の走行試験を通常通り終了したことを発表。210キロ運転は2020年度予定しており、貨物列車が走らない時間帯をつくり、下りで実施するという。

※文字数の多さが必ずしもランキングに有利になるわけではないので、ご留意いただきたい。

※各報道は東奥日報、JR東日本、JR北海道、青い森鉄道、弘南鉄道、津軽鉄道のプレスリリース、月刊鉄道ファンを参考にした。

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