【やっぱり今年も来た】青森県がJRにSuica導入を要望!

青森鉄道ニュース

今年も青森県がJRにSuica導入を要望!

やはり今年も来ましたw

2020年1月30日、

青森県議会総務企画危機管理委員会は、

JR東日本の本社に足を踏み入れ、

青森県エリアに交通系ICカード「Suica」の導入を促進するよう要望しました。

東奥日報によると、

今回は、青森県議会総務企画危機管理委員会及び青森県の担当職員ら13人が参戦した一方、

JR東日本からは小崎営業部次長などが対応したようです。

実は青森県はこれまで何回もJR東日本の本社を訪れ、

SuicaなどのIC導入をひたすら要望し続けてきました。

因みに、現在のところ北東北エリアでSuicaが使えない場所は、

残念ながら我が青森県に加え、

秋田県全域と岩手県の大半(一ノ関駅と平泉駅を除く)となっております()

確かSuicaが開発され供用開始となったのが2001年なので、

もうすでに20年が経とうとしているにもかかわらず、

未だに当該エリアにはSuicaが来る気配を感じられません。

もはや20年遅れですね()

20年間と言えば、

その年に生まれた人はもう成人になろうとしている頃ですよね。

それにしてもブランクがありすぎです。

なお、一ノ関駅と平泉駅に関しては、

2013年ごろに「仙台近郊区間」に指定されるようになったため、

言ってしまえば“棚ぼた的”な意味での利用開始となりました。

したがって、肝心の県庁所在地である盛岡市では未だ使用できません。

やはり大都市から離れている地域はこういった面で不利になってしまいますね。

今年はどのような返事があったのか?

・・・さて、今年のsuica導入の要望、

果たしてどのような対応をされたのでしょうか?

青森県議会総務企画危機管理委員会の越前委員長は、

こうコメントしています。

JR側からは、Suicaの機能を併せ持つ地域連携カードの研究を進めており、導入へ向けて前向きに県との協議を進めたいとの説明があった

お、今年は前回とは微妙にニュアンスが違うところがありますね。

やはり「前向きに考えたい」の部分が追加されただけでも、

可能性はちょっと広がってきました。

一方で普通のsuica導入では、

導入費用や運用面の問題があるため、

利用者数が少ない地域では交通系ICカードの導入がなかなか進まないといった事情があります。

しかし「地域連携カード」は、

システム投資が比較的少なく、

運用に関する負担の軽減もできるようになるため、

最近徐々に導入エリアが拡大しつつあります。

確か既に宇都宮市で利用が開始となっていますね。

ともかく今回のJRの回答では、

「導入へ向けて前向きに県との協議を進めたい」とコメントしています。

まあ過度の期待はしないほうがよろしいと思いますが、

「地域連携カード」という低コストの新システムが開発されたので、

前回よりかはちょっと前進した気がします。

遂に今年になって、

Suica未導入という長いトンネルから抜けられるのか注目ですね。

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