かねてより建設が進んでいた新青森駅東口にある東横インが、
2020年3月16日より遂に営業を開始しました。
いやあ、それにしてもホテルができるまで本当に長かったですねw
そもそも東北新幹線が全線開業したのは2010年の冬。
その間ずっと新青森駅周辺にはこれといったホテルが1棟も存在すらしませんでした。
もとより、なぜ新青森駅はこれまでホテルの着工が大幅に遅れたのかというと、
いわゆる開発において制限を設けていたからです。
当時、今後新青森駅周辺が大規模開発されると予想するにあたって、
中心市街地にとって代わるような、
青森市の新たなビジネス拠点になる可能性があったのです。
つまり、開発の勢いを新青森駅周辺に持っていかれることで、
既存の中心市街地である新町などが廃れることを危惧していたためです。
当時の青森市長であった鹿内氏及びその一族は、
県外からやってくる資本が大規模開発などしたらこれではマズいだろうと思って、
新青森駅周辺の開発に一定の制限をかけました。
ところが、これがあまりにも効きすぎた影響で、
駅前に必ずあってほしいビジネスホテルまでもが進出されないまま何年も経過していったのです。
まあ、これについては話が長くなるのでまた別途みっちり解説いたしますが・・・
ともかく、無事駅前にビジネスホテルが建ったことに対しホッとしました()
本当に何もないと言われ続けてきた、
伝説の”サバンナ地帯”である新青森駅東口のイメージを、
東横インの進出によって払拭するかのような出だしですね。
なお、東横インの諸元について解説しますと、
同ホテルはごく一般的な東横インと同規模の14階建てであり、
客室は合計246室、
駐車場もそれなりのスペースを設けており、
49台停められるようですね。
実は東横インのほかにも「ABホテル」というビジネスホテルがこれとは別にオープンする予定となっており、
2021年3月をめどに開業する見込みとなっています。
ABホテルというのは愛知県に本社を構えるビジネスホテルであり、
しかも東北では史上初となる出店です。
これまた絶妙なところに目を付けましたねw
勿論、ABホテルの進出で新青森駅周辺はビジネスホテルが2棟になるわけですから、
そうなればビジネス客の奪い合いになりそうですね。
まあ、規模からしてみても東横インのほうが圧倒的にシェア率が高いので、
ABホテルは宿泊料金といった面で勝負するのでしょうか?
東横インは曜日や繁忙期閑散期によって結構料金がガラリと変わるので、
それが狙い目かもしれませんね。
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