青森の鉄道ニュース2019年8月

青森鉄道ニュース

8月1日 「青森石江太陽電池発電所」運用開始

青森市石江に所在する盛岡車両センター青森派出所内に、太陽電池発電所を開設し、1日から運用を開始した。JR東日本の「変革2027」の取り組みの一つであり、車両基地内の使用していない留置線などの真上に大量のソーラーパネルを設置している。なお、設置面積は約33,000㎡、パネル数は11,904枚、発電出力は1,990kw、想定年間発電量は一般家庭約600世帯分を見込んでいる。

8月1日 七戸十和田駅 駐車場有料化8月開始、1日200円で

七戸町は1日、東北新幹線七戸十和田駅前の駐車場をすべて有料化した。3か所合計685台分ある駐車場は、これまで平日にもかかわらず満車状態が続いており、利用者からは有料化を求めるよう声が上がっていた。また、無料ということだけあって、新幹線代を抑えるために青森市や下北、三八、上十三方面からの利用も多かった。一方、有料化後駐車台数は激減したため、新幹線の利用者数にどう影響してくるのか気になるところである。

8月28日 青函共用区間調査・開発費 高速走行拡大へ4億円

国交省は28日、新幹線と貨物列車が線路を共用する区間「青函共用走行区間」において、2020年度から一部の新幹線で時速200キロ以上の高速走行を開始するにあたって、その時期や時間帯を調査するための費用として、4億円を計上した。20年度以降は、青函トンネル内下り線、繁忙期限定で、始発から夕方の一部の便で、時速200キロに速度を向上させる予定となっている。高速走行については、新幹線高速走行中に貨物列車が誤って入らないようにするためのシステム開発を、今年度中に終了すると見込んでいる。その他、貨物を運ぶ新幹線(TOT)、貨物の海上輸送などの可能性についても検討するそうだ。

※文字数の多さが必ずしもランキングに有利になるわけではないので、ご留意いただきたい。

※各報道は東奥日報、JR東日本、JR北海道、青い森鉄道、弘南鉄道、津軽鉄道のプレスリリース、月刊鉄道ファンを参考にした。

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