これまた青森県民として誇らしい報道だ。
インバウンド向けのサービスを展開する、
「Tokyo Creative」(東京)がインターネットにて行ったアンケートによると、
外国人が日本旅行で訪れてみたい都道府県ランキングで、
何と我が青森県が6位という上位にランクインしたのだ。
アンケートでは1006人が回答(複数回答可)し、
そのうち57.2%にあたる外国人が青森県を選んだ。
更に興味深い点がもう一つ。
現状、青森県を訪れる外国人の内訳として多いのが、
台湾や香港あたりであり、
このエリアからの観光客にとっては人気が定着しているのだが、
今回アンケートに回答した外国人の8割が欧米人、
つまり、ヨーロッパやアメリカ、
そしてオーストラリアの人々が選んだことになる。
台湾や香港にはよく三村前知事が、
お得意のトップセールスで何度も訪問しており、
その効果が出ているものと思われるが、
今や青森県はヨーロッパやアメリカをはじめとした、
全世界にまで人気が波及しているということになる。
アンケートを行った「Tokyo Creative」によると、
青森県がここまで高い順位にランクインした理由としては、
YouTube効果がメインだという。
外国人からは、
「地方特有の田舎に行きたい」
「りんごや温泉、紅葉、祭り、馬肉を楽しみたい」
という声が多く挙がっていた。
尚、外国人が訪れてみたい都道府県ランキングトップ10は以下の通りである↓
順位 | 都道府県 | 割合 |
1位 | 北海道 | 77.2% |
2位 | 沖縄県 | 67.2% |
3位 | 東京都 | 59.9% |
4位 | 京都府 | 58.4% |
5位 | 大阪府 | 58.1% |
6位 | 青森県 | 57.2% |
7位 | 広島県 | 52.9% |
8位 | 福岡県 | 49.9% |
9位 | 奈良県 | 47.4% |
10位 | 長崎県 | 46.5% |
いかがだろうか。
ご覧の通り、上位は北海道や沖縄県といった、
王道観光地でひしめき合っている中、
見事我が青森県は6位に登り詰めているではないか。
この顔ぶれの中で、
よく6位にランクインしたものである。
確かに、青森県のイメージとしては、
「りんごや温泉、紅葉、祭り」の部類が、
他県と比べ豊富かつ良質である。
有名なところで言えば温泉なら酸ヶ湯温泉、蔦温泉、
紅葉なら奥入瀬渓流、十和田湖、
祭りならねぶた祭りといったところだ。
しかし、「地方特有の田舎に行きたい」という意見が、
ここまでランキングを押し上げる結果になるとは意外である。
なぜなら、地方の田舎は全国各地にあるからだ。
無数にある地方の田舎で、
なぜ青森県が選ばれたのか、
どのような経緯で選ばれたのかが気になるところである。
更に、10回以上訪日経験がある外国人に絞ると、
訪れてみたい都道府県ランキングでは、
北海道に次いでまさかの青森県が2位という、
これまた驚愕のデータが明らかとなった。
訪れるごとにどんどん魅力にハマっていく、
それが青森県。
今回の調査結果で、
まだまだ青森県には、
観光客増加の伸びしろがあるということが証明されたであろう。
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