再開発事業が複数進行している青森市。
THREE、角弘一帯、JR青森駅東口駅ビルに続き、
今度は「青森国際ホテル」一帯の再開発構想が浮上。
11月6日付の東奥日報の1面を堂々と飾ったのが記憶に新しいが、
果たして今後どのような構想になるのだろうか・・・?
青森国際ホテルは1948年に開業した、
青森市内においても実に歴史あるホテルなのだが、
新型コロナによる影響により経営が厳しくなり、
2020年5月にあえなく破産手続きを行う状況になってしまった。
青森国際ホテルと言えば、
よく宴会や挙式などを挙げる団体客に多く利用されていたイメージがあるが、
やはり令和の時代では、
そういった大人数での宴会や挙式を挙げるケースが少なくなってきている。
私の周りでも、披露宴は家族や近親者に限定するという、
こじんまりとした形で行いたいという人がほとんどであり、
もはや大規模なホテルでの挙式は時代のニーズにそぐわないようだ。
話を戻して、
実は青森国際ホテルはその後、
ホテルの建物と土地をあの城ヶ倉観光に譲渡(売買契約締結)しており、
今後は城ヶ倉観光を中心に再開発事業を進めていくという。
城ヶ倉観光と言えば、
JR青森駅東口駅ビルの「リラボ」も運営することになっているが、
まさかの青森国際ホテル再開発構想にも名乗り出たのは意外であった。
尚、再開発にあたっては、
フージャースコーポレーションと旭化成不動産レジデンス、
それにNTT都市開発(いずれも本社東京都)の、
これまた大手3社が手掛けるということだけあり、
割と大規模なモノが完成しそうである。
再開発の面積は約8千平方メートルで、
既存のホテルの建物を解体。
現時点では商業、オフィス、集合住宅で構成した複合施設と、
駐車場を一体で整備する方針となっている模様。
また、新町通りからパサージュ広場経由で、
ニコニコ通りへ直接アクセスできる通路も整備するようだ。
衛星写真の通り東側にはTHREE、
西側にはアウガ(青森市役所駅前庁舎)が鎮座。
いずれも再開発事業で建設されたモノであるため、
この新町一帯は再び今後大きく姿を変えようとしている。
現時点では、青森国際ホテル再開発構想において、
具体的なフロア構成やテナントといった情報は決まっていない。
ということで最後に、
現時点での情報をもとに、
大まかなフロア構成を「適当に妄想」してみたので、
あくまでも「参考程度」にご覧いただければと思う。
一応、このような感じで予想してみたが、
まあ、あまりあてにしないほうがよろしいかと()
とりあえず商業施設を入れる話があるので、
無難に隣のTHREEと似たような設計で1F~4Fに充当。
また5F~8Fをオフィスフロアに、
9F~20Fをマンションとしてみた。
これにより、青森市で最多階層となる20Fに到達することになる。
更に、パサージュ広場からニコニコ通りまでを結ぶ貫通通路を設けるということから、
1F~3Fを吹き抜けとした感じでこのように描いてみた。
そうすれば幾分かは解放感を演出できるだろう。
と、こんな感じで妄想は大胆でなければ面白くない()
正式な情報は続報が入り次第お届けする。
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