青森銀行とみちのく銀行合併後の新銀行名が遂に11月11日発表された。
さて、これまで県民の間やネット上では何銀行になるのかの議論が交わされていたが、
果たしてどんな銀行名になったのだろうか・・・
合併後の新銀行名は何と、
両行の商号をそのままストレートにくっつけ、
「青森みちのく銀行」となったww
これまた一捻りも全くない形で新銀行名が決定したのである()
まるで数年前に世界的に流行した某有名芸能人のネタである「PPAP」方式ではないかww
以前、当ブログでも青森銀行およびみちのく銀行合併後の新銀行名を予測した。
陸奥銀行や縄文銀行、
縄文みらい銀行のいずれかが採用されるのではといった感じで熟考してみたが、
その予測が実に180度ひっくり返された結末となり、
大いに赤っ恥をかいてしまった始末w
しかし、これは致し方無いことである()
以前の記事でも解説したが、
当初両行は既存の「みちのく」および「青森」の名称は一切使わないとコメントしていたため、
まず単純に両行の商号をくっつけた「青森みちのく銀行」とはならないという結論に至っている。
既に初期の段階で「青森みちのく銀行」は候補の外に追いやっていたのだが、
この有様であるw
以前の記事で、
まず「青森みちのく銀行」と単純にくっつけた名前になる選択肢は現状ない。
と、きっぱり断言していたことから、
まさにいい意味で裏切られた次第である()
まあ、逆にユニークすぎる商号(アップル銀行とか)が採用されても県民から不満を買う可能性が高いため、
それを恐れてか数ある中でも最も無難な商号、
つまりここで言うところのPPAP方式が採用されたという訳である。
持株会社が2022年4月1日に設立され、
その名称がラテン語で「挑戦」と「創造」を意味する造語「プロクレアホールディングス」と斬新な名称になり、
合併後の新銀行名は更にこれを上回るであろうと誰もが思っていた矢先、
ある意味拍子抜けの結果となってしまった。
当初両行が言及した「みちのく」および「青森」の名称は一切使わないという方針から一転。
やっぱり「みちのく」と「青森」の名称は非常に重みがあるから、
これらを外すのはリスクがあると判断したのだろう。
報道では「プロクレアホールディングス」という持株会社が設立された直後、
分かりにくいという声が多数寄せられたという。
この結果を踏まえ両行でフィードバックを行い、
地域性、分かりやすさを出すことが第一という結果になった。
着地点が断崖絶壁から大草原の平野に変わったという例えが正解と言えるのかは定かではないが、
まあともかくユニークの極みでぶっとんだ商号とならなかったのは幸いである。
因みに、当初は青森銀行とみちのく銀行が互いに合併すると報道されていたが、
最終的には青森銀行を存続させ、
みちのく銀行を吸収する方式となったという。
そして今度は「青森みちのく銀行」の略称について再びネット上では議論が交わされている模様。
「あみ銀」という案もちらほら見受けられたが、
個人的には略称は現状のままになるのではないかと予測する。
現に、青森銀行は「青銀」、
みちのく銀行は「みち銀」と呼ばれている中で、
両行の商号がストレートにくっついたことから、
今更略称を変更するという県民は少数にとどまるだろうと思ったからである。
即ち、青森銀行の口座を持っている人は「青銀」、
みちのく銀行の口座を持っている人は「みち銀」というように、
銀行は同一でありながら略称は二分される形になると思われる。
特に高齢者は呼び名がガラリと変わると対応に苦労するであろうから、
むしろいずれの略称でも分かるような銀行名が採用され、
多くの県民が安堵したことだろう。
と、このようなPPAP方式で決定した「青森みちのく銀行」。
2025年1月1日をもって新銀行となるが、
経営も商号と同様に安定性が保たれるようになることを願うばかりである。
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