【各駅評論#2】奥羽本線鶴ヶ坂駅編 板張りホームで繋げばいいじゃない!?

鉄道研究

青森県内にある新幹線・在来線の駅を色々な角度から評価し、

それぞれの駅の使い勝手の良さを浮き彫りにしていくシリーズ企画、

題して「各駅評論」。

第2回は、青森市にある奥羽本線鶴ヶ坂駅

県都青森市にある駅でありながら周囲は山で囲まれており、

どこかプチ秘境駅感を漂わせる駅だ。

青森県内屈指のドル箱路線でもある奥羽本線の駅の中でも上位の秘境駅感である。

ということで鶴ヶ坂駅を視察していこう。

◆アクセスは良いか?(主に国道・県道から、道幅は広いか?)

プチ秘境駅感と言いながら鶴ヶ坂駅の入り口の真ん前に県道247号が走っており、

道幅も比較的広く確保されている。

バス停も駅の目の前にあり分かりやすい。

鶴ヶ坂駅へアクセスするためには、

国道7号に並行して走る県道247号を通る必要がある。

と言ってもアクセスは比較的簡単であり、

青森市方面からだと国道7号→県道247号、

もしくは都心部から続く県道247号をずっと走り続ければたどり着ける。

弘前市方面からも途中の国道7号→県道247号の分岐があるため、

いずれの方面からも割と簡単にアクセスできる。

◆パークアンドライドは整っているか?

先述の通り駅舎目の前に県道が走っているため、

スペースがかなり狭い。

バイク・自転車であれば数台ならギリギリ収まりそうだが、

車1台停めるスペースはほとんどないと言ってもいいだろう。

従って鶴ヶ坂駅でのパークアンドライドはほぼ不可能である(ゴリ押しも多分無理かw)。

◆駅舎・待合室は綺麗か?(築年数ではなく、手入れがきちんとされているか?)

まずは1番線にある駅舎兼待合室から見ていこう。

比較的新しい駅舎兼待合室であるため、

内外装ともに割ときれいである。

大きなゴミやホコリも散らかっておらず、

壁に塵取りも取り付けられているため、

定期的に手入れがなされていると思われる。

次に跨線橋の様子がこちら。

古めかつ狭小でありながら思いのほかゴミやホコリは散らかっていない。

ただ、山あいにあるため夏場になると虫が集りそうな気配は感ずる。

実際、以前訪問した暁には、

跨線橋が虫だらけかつデカい蜂も1匹侵入していて、

もはや虫の巣窟と化していた()

2番線にも待合室がある。

こちらも比較的新しいためかゴミやホコリはあまり見られず、

定期的に手入れがされているのだと思われる。

更に、新幹線の駅の待合室でよく見かける、

ひじ掛け付きタイプのベンチも6個設置されており、

利用者数の割には潤った環境であろう。

◆トイレは整備されているか?(ある駅は綺麗か、暖房便座か、石鹸はあるか)

残念ながらトイレは無し。

1番線ホーム横にある一見トイレに見える建物は電力関係の設備である。

◆バリアフリーが保たれているか?(ホームまでの段差の有無)

青森方面(1番線)のホームにはスロープが何ともご丁寧に設けられているため、

車いすや脚の悪い高齢者にはお優しい設計である(その割には入り口前は砂利仕様だが)。

ただ、やはり向かいの2番線ホームまでは跨線橋を上らなくてはならないため、

その点は評価が下がってしまう。

あとは鶴ヶ坂駅から弘前方面までどの程度利用者数がいるのか気になるところだが、

青森市内にある駅であることから青森方面の利用者数のほうが恐らく多いだろう。

◆裏口は整備されているか?(裏口が地理的理由上必要ないと判断した駅は自動的に3点加算)

ご覧の通り裏側は山であり住宅も無いため裏口の整備は必要ないだろう。

よってここではルールに従って自動的に3点を加算する。

◆おまけ

鶴ヶ坂駅は山あいにあるためぱっと見プチ秘境駅感があるが、

案の定、ホームを歩けばツッコミどころが2つあった。

1つは、秘境駅でよくありがちな砂利ホーム。

あまり人の乗り降りが無い先端部分がこのようになっている模様。

これでも県都青森市にある駅である()

駅名標に関してもひび割れがありボロボロであり、

もはや世紀末の様相である。

2つ目は、ホームの一部が板張りとなっている点。

至る箇所にこの板張りホームが設けられている。

中を覗いてみると・・・

何ということでしょう()

ご覧の通り、ホームとホームが切り離されているではないかw

実際に板張りホームの上に体重をかけてみると、

一部はグラグラしていて実に不安定である。

そもそもなぜこのような板張りホームを数か所設けているのだろうか?

個人的な予想としては、

線路上に溜まった雨水を流すためにわざとスペースを確保しているのではないかと思う。

よく見れば、板張りホームの下は線路とつながっているのが確認できる。

実際、鶴ヶ坂駅のホームは基本的に石垣で出来ているため、

もしすべて石垣で覆ってしまうと線路が冠水する恐れがある。

よって、所々に板張りホームを設けて雨水を流すスペースを確保しているのだと思われる。

題して、「板張りホームで繋げばいいじゃない」作戦だ。




◆総括

項目
点数
備考
アクセスは良いか?
4
国道、県道からもアクセスは良好
パークアンドライドは整っているか?
0
駐車スペースはほとんど無し
駅舎・待合室は綺麗か?
4
待合室も比較的新しくきれいに手入れされている
トイレは整備されているか?
0
トイレは無し
バリアフリーが保たれているか?
2
弘前方面は跨線橋を渡る必要があるため評価に影響
裏口は整備されているか?
3
裏口が地理的理由上必要ないため3点加算
合計 13 待合室は綺麗だが駐車スペースが皆無な分評価が下がった
◆点数
0・・・無い
1・・・悪い
2・・・やや悪い
3・・・やや良い
4・・・良い
5・・・とても良い
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※2022年5月15日視察

※全駅視察終了後に評価を調整する可能性あり。

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