【悲願!】青森等北東北エリアsuica導入2023年春以降決定!!!

青森鉄道ニュース

青森県などが何年もJRに要望を提出していた例のあの案件・・・

この日が遂にやっと来た!

北東北エリアsuica導入2023年春以降決定!!!

JR東日本は4月6日、

遂に青森県を含む北東北エリアの一部エリアに、

suicaを2023年春以降導入することを明らかにした。

私やマニアも含め、どれほどの青森県民が待ち望んだことか・・・?

suicaの歴史を見ればわかるが、

既に首都圏では2001年にサービスが始まっている。

そのため北東北はそれからなんと22年というとんでもないブランクを挟んでいるのだ。

さすがにこのブランクは酷くないかw

青森県側としても、過去に何度もJRにsuica導入を呼びかけており、

遂にその願いがかなった歴史的瞬間である。

ということで早速suicaが使えるエリアをご紹介しよう。

引用:北東北3県におけるSuicaご利用エリアの拡大について

いかがだろうか?

青森県・岩手県・秋田県の上記44駅でSuicaが使えるようになる。

ただ、ご覧の通りすべてのエリアではないため注意が必要だ。

また、注意喚起している通り、

suicaを導入している区間とそうでない区間をまたいでの利用は不可能となっている点に注意。

今回の特徴としては、主に県庁所在地近郊のエリアに限定して導入するようである。

県庁所在地近郊は当然ながら他線区と比べ利用者数は多いことから、

このような判断に踏み切ったものと思われる。

まあ、青森エリアに関しては奥羽本線弘前~青森間の10駅しか導入しないようだが、

この線区は県内で最も利用者数が多く、

いわばドル箱路線でもある。

青森~新青森間、

もしくは青森~弘前間の利用が特に多い。

新青森については新幹線も乗り入れているため、

相当の利便性向上が期待される。

まず最初にsuicaを導入するとなればこの区間であるということに異議はないだろう。

確か以前のsuicaの記事でもそう述べたはずである。

「まずは奥羽本線に導入するだろう」という予想だ。




津軽線や八戸線は?

ただ、私的には津軽線や八戸線の一部区間も同時に入れてほしかったと実感している。

津軽線に関しては利用者数が同線区で青森を除いて一番多い、

油川も対応していれば尚よかった。

まあ、津軽線に関しては2時間に1本程度と本数が少ない、

また、青森~油川間と2駅しかないことから今回は見送りになったのだと思われるが、

ぜひとも今後追加で対応してほしいものである。

あとは八戸線。

八戸~鮫間は奥羽本線ほど利用者数は多くないものの、

八戸市の都心部を通り利用者数もそこそこ維持していることから、

この区間も導入すればよいのではないだろうか?

恐らく原因としては、

八戸線はJR在来線と接続していないことで、

システム上の課題があったからだと思われる(ほかの線区は在来線同士繋がっているため)。

とはいえ各県の線区同士繋がっているわけではないため、

不可能ではないはず。

因みに八戸線の利用者数は男鹿線と同じくらいであるため、

この区間もなぜ導入しなかったのだろうか・・・?

カギは新システムの導入

因みに今回のICカードのシステムについてだが、

プレスリリースの通り従来型ではなく、

新規のシステムを導入する模様。

従来型では各々の自動改札機で処理していたのだが、

これだと費用もかかるため、

何なら一層清算の処理を1か所に集約しようじゃないか、

というのが新規のシステムの特徴である。

これで各駅の改札機にかかるコストをそれなりに抑制できるだろう。




特に無人駅を利用する人にとって朗報なワケ

余談だが、なぜこれだけsuica導入に対し高い評価を下しているのかというと、

勿論、観光客や通勤通学者にとって毎日使う立場からしてみれば、

タッチするだけで気軽に乗車でき、

どのぐらい運賃がかかったかはSF履歴でも即座に確認できる。

要はお金の使い方や管理の仕方がとても明白かつシンプルになるのである。

それと、最近は合理化により駅の無人化が進み、

場所によっては自動券売機すら撤去されている。

そのため、無人駅から乗る際は、

降りる駅もしくは車掌に清算を申し出なければならず、

少々、いやそれなりに面倒である。

まあ、普通の自動券売機ですら現金に触れる機会があり(指定席券売機ならクレカ払いで済む)、

更に降りる駅もしくは車掌に清算を申し出る段階でも現金に触れており(駅の窓口はクレカ払い非対応)、

昨今のご時世上、できるだけ現金には触れたくないという人が多いのではないだろうか?

しかし、今回のsuica導入で特に無人駅では大幅に利便性が向上したといえよう。

昨年あった津軽新城の無人化に関してもそう。

なぜなら、IC改札機(恐らく簡易版)導入により現金に触れる必要がなくなり、

駅の窓口や車掌に清算を申し出る必要性もなくなる。

だから、無人駅では今回の報道はデカいのである。

そのため、無人駅になったとしても、

IC改札機があれば利用者数維持に貢献できる可能性がある。

これで無人駅ユーザーもある程度納得できるのではないだろうか?

私も昨今のコロナにより、

ここ最近では大幅にキャッシュレス化を取り入れており、

なるべく現金には触らないようにしている。

因みに私は今、モバイルsuicaとJREカードを使用している。

昨年の秋に急いで鬼の形相で申し込んだ記憶がある()

なので今回のsuica導入は私的に大変喜ばしいニュースだ。

勿論、観光客などもそうだろう。

ということで、suica導入まであと2年ほどブランクあるが、

導入が決まったという報道が入っただけでも一安心できる。

とにかく2年という月日を、

首を長くしながら待つとしよう・・・

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