これまでの青森市営バスへの意見提出案件について語るpart2

交通研究

数か月あいだが空いたが、

前回、これまでの青森市営バスへの意見提出案件について語るpart1をお届けした。

今回はその続きとなるpart2をやっていこうと思う。

今回の意見提出案件としてご紹介するのは、

青森市営バス車内運賃表示器&自動放送の多言語化

についてである。

定期的に利用している人なら既にご承知だと思うが、

青森市営バスでは2022年1月頃から車内運賃表示器が順次更新された。

旧車内運賃表示器との主な違いをまとめると以下のようになった↓

  • ディスプレイが巨大化し見やすくなった
  • 旧式では長い停留所表記の場合スクロールしていたが一発で表示されるようになった
  • 以前は停留所表記が英語のみだったが韓国語・中国語が追加された
  • 画面が数秒ごとに切り替わるようになりLCD(ロケーションディスプレイ)みたいなものも表示されるようになった

と、主な変更点はこのような感じとなっており、

もはや車内”運賃”表示器から車内”案内”表示器へとグレードアップした。

首都圏などの電車にあるLCD(ロケーションディスプレイ)の機能と遜色ない程度と言っても過言ではない。

↑新車内運賃表示器が稼働している様子。旧式とは見違えるほど画面が見やすくなった。

まさかICカード導入のタイミングでここまでグレードアップするとは想定していなかった。




というのも、以前私が青森市に要望を出したのは、

旧車内運賃表示器時代の頃(2017年~)である。

当初は旧車内運賃表示器に英語表記を加えるよう要望し、

無事意見が通った。

英語表記がされるようになったのは何よりであるが、

唯一欠陥を挙げるならば、

旧車内運賃表示器の英語表記は全角表示されていたため、

多くの停留所名が一発で表示されなかった。

しかもスクロールのスピードが微妙に遅い()

とまあ旧車内運賃表示器はこんな仕様であったが、

気になるのは異様に早い車内運賃表示器の交換時期。

旧車内運賃表示器が導入されるようになったのは2017年からだが、

それからわずか5年程度で新車内運賃表示器に切り替わっているのだ。

ただでさえカネに余裕のない青森市営バスが、

5年程度しか旧車内運賃表示器を使わなかったのも不思議ではないだろうか?

まだ液晶ディスプレイではないLEDタイプの車内運賃表示器(2017年より前)でさえ、

何十年も使っていたからだ。

恐らくこれはICカード導入にあたって国からコロナの交付金が舞い降りてきて、

余剰の分を車内運賃表示器の更新に充てたのではないかと個人的には予想するが、

実際のところどうなのだろうか・・・

次の要望としては、自動放送の多言語化である。

これについても他の市民からも同じく要望が提出されていたが、

無事意見が通り実現された。

私が確認したのは、

自動放送の多言語化がされたのは石江・新城線のうち、

新青森駅南口を通らない系統である。

「新青森駅へは、次の石江バス停をご利用ください」

の文言が英語放送となっていた。

これ以外の系統では英語放送はまだ確認できていないが、

一応この系統に英語放送が導入されているのを把握した。

と、「青森市営バス車内運賃表示器&自動放送の多言語化」では、

このような体で無事要望が通ったことで何よりである。

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