Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/saikyo0704/aoimorilabo.com/public_html/wp-content/plugins/ad-inserter/ad-inserter.php on line 4389

Warning: "continue" targeting switch is equivalent to "break". Did you mean to use "continue 2"? in /home/saikyo0704/aoimorilabo.com/public_html/wp-content/plugins/ad-inserter/ad-inserter.php on line 4396
【各駅評論#16】五能線陸奥柳田駅編写真集 度重なる塩害⇒⇒負けじと耐える便所w

【各駅評論#16】五能線陸奥柳田駅編写真集 度重なる塩害⇒⇒負けじと耐える便所w

交通研究

青森県内にある新幹線・在来線の駅を色々な角度から評価し、

それぞれの駅の使い勝手の良さを浮き彫りにしていくシリーズ企画、

題して「各駅評論」。

16回目は、深浦町にある陸奥柳田駅を視察。

五能線の駅に多い旧国名「陸奥」を冠した駅シリーズのうちの一つ。

五能線の中では比較的地味な存在であるが、

ひびの入った駅名標からしてみても、

何やら面白そうな展開の匂いがしそうだ。

ということで、陸奥柳田駅を視察していこう。

◆アクセスは良いか?(主に国道・県道から、道幅は広いか?)

こちらは陸奥柳田駅前の駅前道路に当たる部分であるが、

実は県道191号に指定されている。

車幅は狭くもなく広くもなくセンターラインが引かれていないが、

おおよそ1.5車線ほどあるためすれ違いは割と容易である。

駅前道路(県道191号)は国道101号から分岐する形となっており、

アクセス性は比較的高い。

但し、「陸奥柳田駅」と記した案内標識は確認できなかったため、

道路標識(青看)に示している「石動」、

もしくは深浦町独自の地名を記した縦長の丸い看板、

「柳田」の文字が見えたらそれが唯一の案内である。

アクセスは良いほうだが案内が少ないのが玉に瑕といったところだろうか。

◆パークアンドライドは整っているか?

陸奥柳田駅でのパークアンドライドはほぼ不可能。

まあ、駅入り口前には辛うじて車1台分の駐車スペースはあるものの、

人の出入りの邪魔になることを考えると実質的にゼロである。

◆駅舎・待合室は綺麗か?(築年数ではなく、手入れがきちんとされているか?)

陸奥柳田駅の駅舎兼待合室は水色を纏ったデザイン。

見るからに年季が入っておりいかにも五能線らしい駅だ。

築年数からしても近々改築されそうな雰囲気が漂っている。

駅舎兼待合室の内部はご覧の感じ。

天井から壁まで全身板張りの珍しいスタイルであり、

一部は透明のトタン板に使用される建材が窓の代わりになっているのも面白い。

恐らくこのトタン板は後付けされたと思われる。

デザインからしてみても、

「築年数は経っているけどトタン板で補強しながら何とか頑張っています()」

という感じのオーラを醸し出している。

一方、それに反してベンチに関してはなかなか立派なものであり、

新幹線の駅で使用されるひじ掛け付きタイプが設置されている。

特段、ゴミなども落ちておらず比較的清潔に保たれていた。

ホームの様子がこちら。

黄色い点字ブロックではなく、

点線バージョンの白線が引かれている。

加えて、木製のホームを仕切る柵が設置されているのを見ると、

“ザ・ローカル線”らしさが増してくる。




◆トイレは整備されているか?(ある駅は綺麗か、暖房便座か、石鹸はあるか)

陸奥柳田駅は五能線の無人駅の中でも数少ない、

トイレ設置駅である点が高評価だ。

無人駅であるため利用者数データが公表されていないが、

駅の規模や駅周辺の人口からしてみても1日平均乗車人員は2桁程度であると思われるため、

「まさかこの駅にトイレが設置されているとはw」

と少し驚愕した次第である。

駅舎兼待合室の手前にポツンと佇む感じで、

おまけに外壁が年季の入ったトタン板であるため、

特に上部が濃厚に錆びついているのが分かる。

陸奥柳田駅は海(しかも日本海)に近いところにあるが故、

きっと塩害も深刻なのであろう。

その影響でトイレの外壁がご覧のようにサビサビになっている。

長年、荒波の日本海から吹いてくる潮に何とか耐えながら今日も元気に頑張っているようだ。

トイレ内部はご覧の通り。

よく古民家にありがちな雰囲気の和式トイレであり、

小便器と大便器の2つが設置されている。

が、それだけではなく、

ご丁寧にトイレットペーパーやティッシュペーパー、

更には芳香剤までも置かれており、

設備は古いながら何とも親切な仕様になっているではないか。

洗面台は設置されていないが、

それを大きくカバーする形でこのような設備が保たれているのは実に好印象だ。

◆バリアフリーが保たれているか?(ホームまでの段差の有無)

駅舎兼待合室からホームへは十数段程度の階段を上る必要があるため、

バリアフリーになっているとは言い難いが、

階段の段差はごく僅かなものであるため、

お年寄りでも比較的楽に上り下りできるものと思われる。

◆裏口は整備されているか?(裏口が地理的理由上必要ないと判断した駅は自動的に3点加算)

ご覧の通り陸奥柳田駅の駅裏は森林地帯になっており、

裏口の必要性がないことから、

当シリーズのルールに則り自動的に3点とする。

◆総括

項目 点数 備考
アクセスは良いか? 3 国道101号から1本でアクセス可能だが案内が少ない
★▲パークアンドライドは整っているか? 0 人の出入りを考慮すると駐車スペースはほぼゼロに等しい
★駅舎・待合室は綺麗か? 4 駅舎兼待合室は比較的清潔に保たれていた
★▲トイレは整備されているか? 3 古いながらも大便器、小便器2つ設置されている
バリアフリーが保たれているか? 3 ホームまで十数段程度あるが段差は低め
★裏口は整備されているか? 3 裏口を整備する必要性がないため自動的に3点とする
合計 16 塩害に耐えながらも親切なトイレがある点が好印象
項目別評価基準の詳細(点数の付与方法)はこちら:【やや重要】シリーズ「各駅評論」における評価基準の補足
★当ブログを気に入っていただけたら、Twitter等フォローお願いします★

※2023年3月6日視察

※全駅視察終了後に評価を調整する可能性あり。

タイトルとURLをコピーしました