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【青鉄大研究会Part20】運賃がJR時代の1.39倍もアップ!?しかし学生は有利な仕組みに

【青鉄大研究会Part20】運賃がJR時代の1.39倍もアップ!?しかし学生は有利な仕組みに

鉄道研究

これまでは貨物調整金やら線路使用料やらと、

かなり込みあった話が長く続いていましたが、

遂にようやくそれから解放される時が来ましたw

今回の青鉄大研究会はガラリと変わって運賃について解説していきます。

まあ、それでも同じカネ絡みの話ではありますけど()

青い森鉄道と言えばよく「運賃が高い」と言われていますが、

そもそもなぜJRから経営分離された段階で運賃が跳ね上がったのでしょうか?

それは無論、JR時代のままだと経営が持たないことが予測されていたためです。

運賃の設定や改定というのは「鉄道事業法」という法律で決められおり、

国土交通大臣の認可が必要になります。

したがって、むやみやたらに爆上げすることはできませんが、

青い森鉄道の輸送人員からしてみれば値上げはどうしても回避できません。

とは言え、あまりにも大幅な値上げをすると、

今度は利用者離れを起こす可能性があり、

下手な手を打つと本当に「青い森鉄道アンチ勢」が増えてしまいます()

ではどうすれば最も軽傷で収めることができるのか・・・?

実は青い森鉄道青森延伸の際、

このような運賃改定についてのパターンが4つ出されていました。


ケース1:現行運賃並み(青い森鉄道区間とJR区間それぞれに現行運賃を適用して算出したもの)
ケース2:現行青い森鉄道運賃並み(公的支援:線路使用料の減免を前提)
ケース3:現行青い森鉄道運賃並みを基本とし、通学定期利用者については現行JR運賃並みに据え置き(主として高校通学者に配慮し、通学経費負担の増加を抑えたもの)
ケース4:収支が均衡する運賃水準

ケース区分 定期割引率 JR運賃に対する倍率 ケースの特徴
ケース1

目時~八戸:青い森並み、八戸~青森:JR並み

普通 それぞれの区間に現行運賃を適用して算出した場合。収支は大幅な赤字が予想。
通勤定期
通学定期
全体
ケース2

現行運賃並み

通勤 44%
通学 72%
普通 1.37 現行運賃を適用した場合。線路使用料を減免すればほぼ均衡する。
通勤定期 1.65
通学定期 1.65
全体 1.49
ケース3

現行運賃を基本とし、通学定期運賃を現行JR並みに据え置き

通勤 44%
通学 83%
普通 1.37 ケース2に対し通学定期を現行JR運賃と同額。線路使用料を減免すれば収支は若干の経常損失の発生にとどまり、経営の健全性維持。
通勤定期 1.65
通学定期 1.00
全体 1.39
ケース4

収支が均衡

通勤 44%
通学 72%
普通 2.77 線路使用料の支払を含め収支が均衡。
通勤定期 3.33
通学定期 3.33
全体 3.00

※参考:青い森鉄道線青森開業準備協議会(2007)「青い森鉄道線経営計画素案」<https://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/kikaku/aotetsu/files/soan.pdf>

では、この4パターンのうちどれが選ばれたのでしょうか・・・?

 

 

 

 

 

 

・・・答えはケース3でした。

ケース3では、八戸延伸時の青い森鉄道の運賃を基本とするものの、

通学定期利用者だけはJR時代の運賃に据え置きするという内容です。

これは主に高校生が通学する際の経費の負担を和らげる目的で発動した策となっています。

つまり、散々運賃が高いといわれてきた青い森鉄道ですが、

実際のところ学生に限っては有利な仕組みになっているのです。

1.00倍なのでJR時代の時と比べ何ら変わっていません。

それだけ学生に対しては配慮しているということです。

しかし、通勤定期を見ていただきましょう。

通学定期に対し何とこちらは1.65倍もの値上げとなっているのが分かります。

普通運賃ですらそれより倍率が低い1.37倍にとどまっているのに対し、

通勤定期だけは高く設定していることがうかがえます。

まあ、これは収支均衡を前提として考えたことによる案であるため、

どうしてもここだけは譲れなかった模様ですね。

そしてケース2では通学定期も同じく1.65倍に引き上げるものとなっていますが、

もしこれを採用していたら、

今のように学生の利用がそこまで多くはなかったものと思われます。

ある程度の経済力がある社会人とは異なり、

学生は基本的にアルバイト収入しかありませんので、

1.65倍という数値は結構負担になるものです。

更に当時考案されていたのがケース4。

何とこちらは全体でも3.00倍という、

もはや驚異的な運賃爆上げとしか言いようがありません()

冗談なしで、本気で利用者が逃げるでしょう。

さすがにこれだと問題があるので結局はケース3に落ち着きましたが、

もし今よりも経営状況が悪いと、

冗談なしでケース4を本気で採用する可能性があったということです。

とりあえずはケース4回避ということで値上げは一部にとどまっていますが、

果たして永遠にケース3を続けることができるのか・・・?

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