【最新情報】青森駅新駅舎/建て替え工事改築写真集part1

青森鉄道ニュース

このページでは現在作業が進められている、

青森駅改築工事の概要をまとめています。

尚、工事の様子はある程度の変化があり次第、

随時写真を投稿していくのでお楽しみに!




青森駅改築工事概要

基本データ
場所 青森市柳川一丁目
敷地面積 約15,200㎡
東西自由通路 幅員:6m(一部10m)、長さ:170m、延べ:約1600㎡
新駅舎 規模:2,400㎡、半橋上駅舎(2階:出改札等駅事務室・みどりの窓口、1階:その他駅事務室)
総事業費 95.8億円
工期 自由通路・駅舎:平成30年度~平成33年度(令和2年度末供用開始)、西口広場:令和4年度供用開始予定

青森駅自由通路等整備工事【設計段階】

基本データとしては以上の通りです。

青森駅改築工事は供用開始のタイミングによれば2期に分かれていると言えます。

まず1期目としては現在、

東西自由通路並びに駅事務室等が入る新駅舎の工事が行われており、

間もなくとなる令和2年度末の供用開始を予定しています。

2期目としては令和4年度をめどに西口広場の整備が予定されています。

こちらには東口に集約されているバスターミナルの機能を一部移動させるほか、

タクシー乗り場等を整備する計画となっています。

次に青森駅自由通路のデザインを見ていきましょう。

青森駅周辺整備【計画段階】【景観審議会資料】都市整備部都市政策課

当初は八甲田山(白ベース)と青函連絡船(黒ベース)をモチーフにしたものを含め3案が浮上しましたが、

最終的に選ばれたのが上図の「木の温もりと親しみを感じる回廊」、

いわば木目調デザインとしておきましょう。

これにはかつての青森駅前の原風景とも言えるリンゴ箱をモチーフにしており(リンゴの販売を駅前で行っていたため)、

内外装ともに全体的に木目調のデザインとなりました。

しかし個人的には新青森駅と色が被るため別の案がよさげと思っていましたが、

モチーフとしては全く違うもの(新青森駅は三内丸山遺跡の文化をモチーフ)なので仕方ありません()

とは言え今の4代目である青森駅舎からはとても想像がつかないほどの変容っぷりですね。

県都代表駅であるにも関わらず、

エスカレーター(上下分)やエレベーターが未だに設置されていないので、

長年青森駅を利用している身としてはもはやこれが常識となっていますw

改築後では東西入り口は勿論のこと、

各ホームにもエスカレーター及びエレベーターが整備されることになっています。

長年の課題であったバリアフリー化がようやく実現しますね。

青森駅改築工事の軌跡

これまで撮影した青森駅改築工事の予想を列挙します。

2019年4月22日

遂に解体作業が本格化。

職員用跨線橋が真っ二つに切断され、

普段伺うことが出来ない内部の様子が筒抜けになっていました。

クレーン車で手前の跨線橋は90度回転移動されたことで、

異様な光景を醸し出しています。

改めてこの写真を見ると青森駅の昭和感が掻き立てられますね。

2019年5月19日

職員用通路はほぼ撤去され、

左側の階段は切断されています。

中央部の鉄骨がむき出しになって倒れた物体は、

業務用のエレベーターだと思われますが、

見事に中身が撤去されています。

また、ホームの一部屋根も撤去が始まっています。

2019年7月4日

上から順に職員用通路の撤去工事(2枚)、

西口整備工事の様子となっています。

前回と比べ業務用エレベーターが完全に淘汰されていますねw

職員用通路の撤去はまもなく完了し、

ここに自由通路が建設されます。

西口では自由通路建設に伴い、

専用の仮設通路の設置が行われている模様です。

因みに下2枚はおまけ。

たまたま青森駅で激写しましたが、

まさか「横手」行きの行先表示がここで見られるとはw

2019年7月21日

職員用通路はほぼ完全に撤去が完了し、

何とも開放的な空間が生まれました。

一方、西口では何やら線路の撤去作業も行われているようですが、

恐らくこのスペースも何かしら有効活用するものと思われます。

また7月31日より西口工事のため乗り換え跨線橋が新設されます。

その影響で既存の跨線橋よりも若干遠回りになる設計となっていますね。

2019年9月16日

西口駅舎の外壁をぶち抜く形で仮跨線橋の建設が進み、

遂に7月末から供用開始となりました。

途中までつながっていた旧跨線橋のほうは部分的に解体され、

進入を防ぐため木製の白い外壁が設置されるようになりました。

散々出で立ちがショボいと揶揄され続けてきた西口駅舎も、

間も無く姿を消すことになります・・・




2019年11月10日

自由通路と跨線橋の杭打ちが終了し、

11月からはいよいよ自由通路の鉄骨組立が行われる予定です。

クレーンの機数も次第に増えはじめており、

改築へ向けた本格的な工事風景が醸し出されています。

因みにこのころから青森駅4代目駅舎60周年を祝う催しの案内が掲示され始めました。

2019年12月5日

遂に東西自由通路の骨組みとなる部分が着工し始めました。

尚、各ホームへはエスカレーター、エレベーター、階段が設置される予定ですが、

既存よりも数十メートル南側に移設されるため、

若干ホーム内の移動が長くなる模様です。

そして毎年冬恒例でもある青森駅のイルミネーションが点灯し始め、

いよいよ本格的な冬が到来しようとしている時期です。

2020年1月16日

既に自由通路の骨組み組立工事が開始し、

西側から順に着工しています。

近くで見ると意外に迫力がありますね。

一方、6番線西側の側線は数本撤去されているようで、

妙な空きスペースが発生しています。

改築後は何らかの施設を整備するのでしょうか?

2020年2月19日&3月12日

自由通路に加え跨線橋枠組みの新設が確認されました。

西側から徐々に建設され、

遂に東側に到達する見込みです。

尚、よく見ると自由通路の枠組みは側面が三角、

跨線橋は四角にそれぞれ設計されているという違いが判別できます。

2020年3月25日

自由通路骨組工事が順調に進んでおります。

そろそろ形になってきましたね。

骨組みの側面が三角状であるのが自由通路、

四角なのが跨線橋となっています。

因みに3枚目はラビナ4階からの眺望。

全体が映るので進捗状況が一握可能です。

自由通路と跨線橋の2つを比べてみると、

跨線橋の幅員は割と狭く見えますね。

設計図でも跨線橋は自由通路の半分程度の幅員に設定されています。

2020年5月28日

絵に描いたような快晴の下改築工事が急ピッチで進む青森駅。

これだけ天気がいい日の撮影は初めての用が気がします。

跨線橋の側面に新たに鉄骨が組まれていますが、

これは外壁の設置でしょう。

一方、ホームの一部はコンクリートの埋め変えが行われていますが、

ちょうどその部分はエスカレーターなどを整備する位置であるため、

機械を収納するスペースになるものと思われます。

2020年6月11日

相変わらず天気がイマイチな日が多いですが、

ちょっと目を離すと大きな変化が現れました。

まず、東口駅舎方面を望むと何やら四角い土壌が見えますが、

これは自由通路及び跨線橋の支柱となる部分の地盤工事だと思われます。

そして大きな変化としては、

遂にホームと跨線橋を結ぶ階段の鉄骨組立が始まった模様です。

真新しい鉄骨と階段の素材が新鮮味を感じますね。

奥へ続くエレベーターへの導線もきちんと確保されています。

尚、写真で言えば階段の右隣にはエスカレーターを設置します。

また西口でも支柱設置に向けた工事が始まりました。

2020年7月6日

3・4番線ホームでも跨線橋を結ぶエスカレーター、

及び階段を整備するための鉄骨が建設され始めました。

一方、5・6番線ホームでは新たに屋根の設置も確認。

どうやら既存の屋根の色と同じく純粋に青色に統一するようですね。

また、3枚目の西口側の側線跡地では線路方向に杭が設置されました。

一体何を造るのでしょうか?

そして自由通路では遂に外壁の取り付け工事もスタートしました。

木目調のイメージなのでもう少し木のデザインが強調されるかと思いきや、

どうも新青森駅と被った感じの色合いに見えてしまいますw

それともこれは二重構造の壁になるのでしょうか(後で木目調の壁を張り付ける形で)?

今後の行方が気になります。




2020年7月20日

5・6番線へ通ずる階段の外壁設置工事が始まった模様です。

また、これまで工事中で明かされなかったエレベーターの外側も見えるようになりました。

確認した限りではよくある前面ガラス張りのパターンではなく、

白い壁で全面覆われたタイプでした。

したがって既存の業務用エレベーターを転用した形で改装したのでしょうか?

そうとなればこれは驚きですねw

そして西口に目を向けるとエントランス部分となる支柱の設置も現在進行中です。

2020年7月27日

1・2番線ホームの階段及びエスカレーターの鉄骨組立工事が始まり、

これですべてのホームへ通ずる階段及びエスカレーターの鉄骨組立工事が行われるようになりました。

2枚目は5・6番線ホームの階段の様子ですが、

既存のエスカレーターが片方しかないことで階段のスペースが広めになっている影響で、

新設の階段のスペースがやや狭く感じますね。

一方、西口のエントランスの屋根部分の鉄骨組立工事も始まりました。

2020年8月19日

ホームへ続く階段・エスカレーターの屋根及び外壁の設置が加速しています。

外壁はエレベーターと合わせ白色となっていますね。

また屋根については現状銀色になっていますが、

強度を上げるため今後青色に統一するのでしょうか?

また、東口と西口エントランスの鉄骨組立工事も本格化しております。

特に西口は階段の鉄骨組立工事が始まりました。

2020年9月14日

肝となる駅事務室部分の鉄骨組立工事が完了しつつあります。

こうしてみると意外と大きいですね。

遂に様になってきた感じがします。

奥をよく見ると階段の鉄骨組立工事も行われています。

ホームへの階段・エスカレーターの外壁は白を基調としており、

パネルをはめる感じで設置しています。

西口エントランスにつても同様に、

階段の鉄骨組立工事も行われている模様です。

2020年10月11日

東口の内外装工事が始まったところであり、

中身もチラッと見受けられました。

一方、跨線橋とホームを結ぶ階段・エスカレーターの外壁が完成しつつある模様です。

窓も設置されていますが、

白い壁も相まってぱっと住民みたいな窓枠ですねw

そして6番線西側には何やら巨大な鉄骨組立工事が行われています。

ベイブリッジの先端までかなり長く設置されているので、

車両整備のスペースにでも使うのでしょうか?

現状、正体は不明です。

6枚目はおまけで走るんですの写真ですが、

往年のラッピング塗装により、

車体側面が面白いほどに剥げているではありませんかw

まるで便器にへばり付いた汚れのようです()

尚、この日は青森駅改築工事を見学できるイベントが行われていた関係か、

当日のブログアクセス数が1日1000以上というバグみたいな現象が起きていましたw

誠にありがとうございます・・・・

2020年10月12日

リゾートしらかみから工事状況を視察。

西口は内外装工事が加速しており、

手前に何やら線路を敷設するかのような雰囲気を醸し出しております。

海手側でも工事が行われているのでそこに繋がるのでしょうか?

2020年10月19日&26日

遂に核となる自由通路が姿を現しました。

南側はガラス張りの仕様もあって既存駅舎と比べ一気に近代化。

木目調と言いながら色合い的に新青森と似ていますw

一方、6番線西側には車両基地らしき建物の整備が行われています。

2020.11.2

遂に自由通路の海手側が姿を現しました。

木目調風カラーリングにランダム配置の小窓ときましたか…!

今後開業したら内側に情報発信の掲示板を貼る機会があるというのでこういう形になったのでしょう。

若干こじゃれたデザインといったところでしょうか?

一方、白い外壁の跨線橋エレベーターもちゃっかり見えてます。

2020.11.16

6番線西側に線路の新設を確認。

現在建設中の車両基地らしき施設まで延伸される模様です。

2枚目ではホームと跨線橋のEVの外観も確認。

3枚目は全体像です。

自由通路本体+西口エントランスの内外装もある程度仕上がってきていますね!

※2020年12月以降の模様はPart2をご覧下さい↓

青森駅新駅舎/自由通路改築写真集part2

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