青森市営バスでは2020年3月23日にダイヤ改正を実施したと同時に、
史上初となる路線名へのナンバリングの導入が開始されました。
以前別の記事でもご紹介したように、
今回のダイヤ改正を機に青森市営バスでは路線名の大幅な変更を行い、
その路線名に対応するナンバリングを導入しました。
アルファベットは路線名を、
数字は行先をそれぞれ表すようにしています。
では、ダイヤ改正を行った青森市営バスの様子を確認してみましょう。
こちらは青森駅に近い古川バス停3番乗り場の一角を写真に収めたものですが、
左側には色分けされた路線図が、
右側にはナンバリング別に記載された時刻表が貼られています。
加えて、古川バス停の乗り場案内図です。
行先別に色分けされており、
以前と比べ視認性が大幅に向上しました。
バス停に貼ってあった以前までの路線図は主要路線のみしか乗っておらず、
しかもバス停もかなり省かれていたので、
青森市営バス初心者にとってはほとんど使い物にならなかったでしょう()
また、ポケット時刻表や交通局のホームページに載っていた路線図は、
バス停はすべて網羅されてる反面、
黒い線でしか表現されておらず、
どのバスがどこを通っているのかはっきり分からないデザインでした。
一方で今回のナンバリング導入と同時に路線図も大幅リニューアルされ、
路線ごとに色分けされているうえ、
路線名も統一するなどして簡素化を行ったため、
初心者でも幾分かは分かりやすい路線図へとバージョンアップしました。
では次に、時刻表も見ていきましょう。
青森市営バスの常連であればもうお気づきでしょうが、
かつての時刻表と言えば、
全国のバス事業者でも珍しいエクセルタイプの時刻表でした。
JRなどの駅でよく見る1時間毎に区分されているものとは異なり、
時間帯どころか行先すら区分されていませんでした(すべて同じ枠)。
さらに、青森市営バスのダイヤでは、
平日だけ走るバス・土日祝日だけ走るバス・平日も土日祝日も走るバスの3つのタイプがあるのですが、
これも時刻表において土日祝日と平日ダイヤも同じ枠内にぶっこんでいたため、
パッと見てこのバスは何曜日に走るのかを即座に判断することがまあ難しい、
初心者殺しのような時刻表でした()
しかし手直し後を見てみると、
きちんと系統別に棲み分けされ、
なおかつJRと同じ1時間毎に区切られているではありませんか・・・()
また、路線名の横にもラインカラーが記載されており(路線数が多いバス停のみ)、
不慣れな人でも分かりやすいユニバーサルデザインに成長しています。
こうしてみると、以前と比べ見違えるほど視認性が向上して分かりやすくなりましたね。
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