2月4日 青函トンネル新幹線走行 高速化早期実現を
本県と北海道の自治体などで結成する「青函共用走行区間高速走行実現協議会」が4日開かれ、最高時速が140キロに制限されている北海道新幹線(共用区間)に対し、出席者から早期に200キロ以上に向上させるよう求める声が相次いだ。これに対し国交省の担当者は、3月16日から160キロに引き上げ、遅くても2020年度には貨物列車の運行が少ない5月の大型連休やお盆などで、トンネル内の下り線で210キロに引き上げると述べた。出席した函館商工会議所の境副会頭は、「在来線の時代と時間が変わらず料金だけ高くなっているのが現状」、本県の千葉交通政策推進藍は「トンネル以外の区間の高速走行はどうするのか、いつ実現するのか全く見えていない」と厳しく指摘。県議会新幹線・鉄道問題対策特別委員会の成田委員長も、「あくまでも全区間、全ダイヤの高速化を求めている」と、高速走行の早期実現を実施すべきとした。
2月9日 「青函」新幹線利用加速へ ツアー実施、ウェブアニメ公開
ダイヤ改正により北海道新幹線新青森~新函館北斗間が1時間を切ることを記念し、本県や北海道などは「北海道新幹線高速化記念キャンペーン」を実施すると9日に発表。3月26日までの間、本件や道南を巡るツアーやウェブアニメの公開などを行った。
2月13日 19年度工事17億円超 青森駅周辺整備 自由通路基盤など
建て替え工事を含む青森駅周辺整備では、2019年度の工事費が17億7997万2千円となることが13日明らかになった。今年度は、自由通路の基礎・鉄骨組み立て工事、荷物運送用通路の撤去などを行う。
2月14日 スポーツ核にまちづくり 八戸駅西地区 市、計画案公表
八戸市は14日、八戸駅西地区で進めるまちづくり計画案を公表し、コンセプトを「スマート・スポーツシティ」とした。2020年春開業の多目的アリーナを核に、複合的な機能を集約した時速可能かつ地域成長をけん引するような開発を目指す。駅西地区区画整理は同駅西側97ヘクタールが対象で、多目的アリーナ「フラットアリーナ」を軸とする「集」、スポーツを楽しめる公園などを整備する「憩」、駅前のシンボルロード沿線に商業施設を整備する「活」など5つのゾーンを整える方針。尚、家屋移転に時間を要しているため2028年度の事業完了より数年ずれ込む見込み。2002年東北新幹線八戸開業以降、15年以上目立った開発も無く宙ぶらりんとなっていた八戸駅西口の整備だが、遂に本格的に大きく動き出すようだ。
2月19日 十鉄三沢駅解体
三沢駅周辺整備に伴い、旧十和田観光電鉄線三沢駅の駅舎が8月までに解体された。駅舎は昭和時代漂うどこか懐かしい雰囲気が人気であり、駅そばも入店していた。これにより、また一つ、十鉄の名残が消え去っていった。
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※各報道は東奥日報、JR東日本、JR北海道、青い森鉄道、弘南鉄道、津軽鉄道のプレスリリース、月刊鉄道ファンを参考にした。