【仙台駅前の巨大廃墟テコ入れ】さくら野百貨店取壊し後は150mのツインビル大開発!

地域経済研究

これまた面白いニュースが飛び込んできました。

かつて仙台駅前で営業していたさくら野百貨店の跡地を再開発する構想が持ち上がり、

何と150m級に及ぶオフィスビルとホテルの2棟を建設することが判明しました。

150m級のビルは、

用途にもよりますが概ね30階建て前後に相当する高さになります。

仙台駅前、旧さくら野跡地再開発 ドンキ運営会社が名乗り | 河北新報オンラインニュース

河北新報の報道にも載っていますが、

まるで仙台駅前の威厳を取り戻したかのような巨体ですねw

ビルの性格としては低層階に商業施設、

高層階にオフィスビルを予定しているようです。

そしてこの再開発に名乗り出たのが、

あのドン・キホーテを運営する会社で、

正式名称は「パン・パシフィック・インターナショナルホールディングス

略して「PPIH」という会社だということが分かりました。

これまた長ったらしい会社名ですねw

まあそんなことはどうでもよく、

この再開発によって完全に凍結状態であったさくら野百貨店仙台店跡地の使い道がほぼ確定しました。

そもそもこのさくら野百貨店仙台店は仙台駅前の目の前にあり、

この付近の公示地価(2020年)は東北トップを飾る402万円(1平方メートル当たり)。

青森市の中心市街地で最も高い成田本店ですら19万円なので、

軽くその30倍もあることになります()

それにしても青森県は全体的に土地価格が安すぎですね。

あと、このさくら野百貨店と言えば、

青森県民の方ならお馴染みの百貨店ですよね。

因みに本店は青森市ですが、

仙台店については運営が完全に別の団体であったため、

BANしても本店には何ら影響はなかったようです。

なお、仙台店の蓄積された負債総額は実に31億円に上っています。

そのうえ駅前一等地にもかかわず、

8階建ての約5500平方メートルにも及ぶ巨大空き店舗が長らく放置プレー状態であったため、

周辺の活況と比べ場違いな扱いを受けていました。

一方、BANを回避すべく青森店などでは、

百貨店なのに前代未聞の百均ショップをぶち込むなどして、

お客様ホイホイ作戦を発動させていたのですが、

恐らく仙台店はそのような手を打たずに失敗したと思われます。

まあ、時代の流れに乗れなかったもとより、

対応しきれなかったというべきでしょう。

・・・そういえば青森市にも似たような空箱の物体があった気が。

あ、柳町通りにある千葉室内という家具店でしたね。

確か5階建ての店舗で売り場面積もそこそこ大きいのですが、

こちらも数年前にBANし、

その空箱が未だに放置プレー状態となっています()

あれ、いい加減何とかしないのでしょうか?w

地権者についてはちょっとわかりませんが、

完全に柳町通り活性化の足かせと化しているのは問題ですね。

今のところ全くテコ入れされる気配を感じません・・・

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