【65%のトンネル区間克服】北海道新幹線全区間で携帯電話サービスが開始!

青森鉄道ニュース

ちょっと遅くなりましたが、

北海道新幹線に関する良いニュースが飛び込んできました。

JR北海道では2020年3月25日を機に、

北海道新幹線のすべての区間で携帯電話が利用できるようサービスを開始しました。

これは、以前より既に利用が開始されている青函トンネル内、

及びその複数のトンネル内での利用も込みの話です。

青森県内区間も、

特に蓬田村を過ぎたあたりから短いトンネルが連続するため、

時折ムカつくほど電波が消えることがあるんですよね()

しかし今回のテコ入れにより、

奥津軽いまべつ駅及び木古内駅の前後の区間でも携帯電話を利用することができます。

因みに、北海道新幹線はどのぐらいの割合がトンネル区間で占められているのでしょうか?

調べてみたところ、

まず、現時点で開業している新青森~新函館北斗間における北海道新幹線の営業キロは148.8 kmとなっています。

一方、トンネル区間に限定して見てみると、

合計約97㎞となっており、

これは実に過半数以上を占める65%と高い割合となっています。

因みに主なトンネルの内訳は以下の通りです。

  • 津軽蓬田トンネル:6,190m
  • 青函トンネル:42,195m
  • 札苅トンネル:1,235m
  • 幸連トンネル:1,410m
  • 泉沢トンネル:1,720m
  • 渡島当別トンネル:8,073m
  • 新茂辺地トンネル:3,345m

青函トンネルより上が青森県内区間、

下が北海道区間となっています。

純粋な青森県内区間では津軽蓬田トンネルは規模が比較的大きく、

実に6㎞の長さに及びますね。

そういえば、同じ青森県内区間で東北新幹線における携帯電話サービスについても、

七戸十和田~新青森間の一部区間ではまだ対応しきれていない部分がありましたが、

この区間についても3月末を目途に利用できるようになりました。

なお、残るは新青森手前の細越トンネルだけとなっています。

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