青森市営バスに何やら大きな動きがあったので、
今日はそれについて語っていくことにしましよう。
青森市営バス史上初 ナンバリング導入へ!
2020年1月21日、
青森市営バスでは史上初となるナンバリングを導入することを明らかにしました。
ナンバリングとは、
もともと訪日外国人観光客向けに作ったものであり、
路線や系統ごとに番号とアルファベットを振ったものが多いです。
全国的に訪日外国人観光客が増えている中、
我が青森市でも同様に、
最近はやたら中国人などを見かける機会が多くなっています。
青森市営バス沿線には、
特に外国人にとってウケがいいと言われている昭和大仏や、
遂に世界遺産登録となりそうな三内丸山遺跡など、
観光地が多く存在します。
そのような事情もあってか、
以前から度々、
「分かりやすいようナンバリングを導入したらどうか?」
という要望が青森市へ寄せられていました。
アルファベットはAからWまででも欠番がある?
ナンバリングの詳細については、
青森市のホームページ(市営バスサイト内)にPDFが3つあるので、
まずはこちらをご覧いただきたいと思います↓
3月23日から市営バスを初めてご利用のかたにも「分かりやすい路線案内」に変わります/青森市
いろいろとネタがあるので、
まずはナンバリングの付番から見ていきましょう。
資料のように、
ナンバリングは最初にAからWまでのアルファベットが来て、
その後に番号が振られています。
まずアルファベットについては、
当然ながら路線名ごとに振られていますね。
大体アルファベットを振るときには、
その路線名や経由地の頭文字を持ってくることが多いのですが、
この場合だとあまりその原理は適用されていないようです。
なぜなら、例えば新町線なら頭文字「S」が来ますが、
ここでは「B」と書いてあります。
ほか、国道・古川線は「A」、
造道(つくりみち)・八重田(やえだ)線は「C」なので、
この時点で路線名の頭文字がアルファベットではないということが伺えますね。
辛うじて観光通り線は「K」なので頭文字を適用していますが、
まあ偶然でしよう()
あと、お気づきの方もいると思いますが、
AからW全ては振られていません。
アルファベット順に見ると、
途中D、I、N、O、Qがないのが分かります。
これは何故でしょうか?
あくまでも予想ですが、
数字の0とか1とかと見間違えやすいのが原因かと思われます。
だったらNは何と見間違えるのかって感じですがね・・・
数字は行先ごとに振り分けられているが・・・
次は数字です。
この番号は基本的に行先を表すものであり、
例えば青森駅には「1」と書いてあります。
西部営業所は「50」、
東部営業所は「10」とそれぞれなっていますね。
ただし例外として、
例えば岩渡(いわたり)や沢山などを見ると、
終始発なのに番号がどこにも振られていません。
この場合、手前の主要バス停の番号を使っているようです。
なので岩渡はつくしが丘病院前の「51」、
沢山は戸山団地北赤坂市民館前の「21」となっています。
恐らくこうしたのは、
利用者数が少ないからでしょう。
ちょっと長くなったので続きは明日あたりに解説します・・・
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