2031年春予定の北海道新幹線札幌開業に合わせて製造された、
次世代型新幹線「ALFA-X(アルファエックス)」の走行試験が、
2020年2月12日未明以降、
遂に北海道でも行われるようになりました。
1発目の試験走行区間は一応北海道新幹線の全区間。
勿論これにはあの課題山積となっている青函トンネル内の試験走行も含まれております。
「ALFA-X」は北海道という極寒地帯を走行する新幹線だけあって、
今回の試験走行ではマイナス数十度にも及ぶ環境でも走行できるのかどうかについて、
データ測定を行ったそうですね。
一方、YouTubeではこの「ALFA-X」の試験走行の模様がバンバン上がっていますが、
アオラボでは未だ「ALFA-X」の動画が何一つ出ていないことにお気づきでしょうか?
勿論サボりではありませんよ()
では、なぜ公開しないのかというと、
基本的に「ALFA-X」の走行試験は、
仙台以外では夜間の時間帯で走行することになっているため、
青森に入るのは午前1時とか3時とか、
そういった深夜帯でしか走行試験を確認することができないためです。
そもそも駅自体がシャッターで閉められ、
関係者以外は中に入ることすら不可能でしょう。
だったら駅以外の新幹線撮影スポットならいけるだろうと思っても深夜帯なので、
まあ、辛うじて新幹線の走行音はすると思いますが、
暗すぎて映像には映らないでしょう。
こういった理由があり、
未だ「ALFA-X」の走行試験の映像を激写していないということです。
逆に日中の走行試験ならば撮りまくっていたでしょう()
あと、この「ALFA-X」は何系になるのでしょうか?
そういえば先日、
山形新幹線の新型車両「E8系」の大まかなデザインが公開され話題になりましたが、
それを踏まえると「ALFA-X」のベースとなるのはE9系あたりでしょうか?
地味に当時世間をざわつかせた“初音ミク新幹線”「E5系」の車齢も間もなく10年を迎えることから、
扱い的にはその後継車両とも言えるかもしれませんね。
また、北陸新幹線「E7系」及び「W7系」のように、
他社との共通設計(基本的には)車両が登場していることも踏まえると、
この「ALFA-X」も仮にE9系だとすれば、
JR北海道設計のH9系という名称も出てくることが予想されます。
今後の動きに注目ですね。
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