青森三大都市アンケートの結果発表 仕事/遊び/住環境でトップは?

地域経済研究

先日実施した青森三大都市アンケート(青森・八戸・弘前)において、

「仕事」「遊び」「住環境」の項目別に投票していただきましたが、

遂にその結果が出ましたのでここで発表いたします。

仕事&遊びでは青森市優勢 住環境は八戸市が高評価という結果に!

アンケート結果は上図のグラフに表されています。

まずは仕事面から見ていきましょう。

仕事面においてはやはり県庁所在地である青森市が堂々のトップを飾っているのが分かります。

八戸市も少数のカウントがありますが、

なんと弘前市についてはゼロという悲しい結果も出ていますw

確かに青森県内40市町村における平均所得ランキングでは、

青森三大都市においては弘前市が最下位だったことから、

納得できないというわけではありませんね。

弘前市は観光の面ではトップだと思いますが、

仕事の面ではなかなか厳しいようです。

一方、平均所得に限定してみると、

県庁所在地の青森市を八戸市が上回るというデータも出ています。

やはり東北屈指の工業都市である八戸市については、

安定的な所得環境にあるのでしょう。

次に遊びの面を見ていきましょう。

こちらも青森市が1位となり、

次いで八戸市、弘前市となっていますね。

概ね人口に比例しているとみられます。

遊びという項目は設定がおおざっぱな感じかもしれませんが、

まあ大体行くとなれば遊園地やショッピングモールといったところでしょうか。

八戸市には県内屈指の遊園地「八戸公園」があり、

観覧車といった大型設備も整っているのでトップに君臨するのかと思いましたが、

意外とそうでもなかったですね(ショッピングでは田向地区が最近頑張っていますが)。

一方青森市には「サンロード」や「ガーラタウン」などのショッピングモールがいくつもあるので、

買い物や娯楽にはあまり困らない、

その点が評価されたとみられます。

最後は住環境についてです。

こちらは八戸市が1位を飾っているのが分かります。

となれば、やはり雪が少ない太平洋側に位置していることから、

除雪作業もあまりなく、

豪雪都市青森市に比べれば住みやすいという結果になったのだと思われます。

なお、同じ県内であれ、

津軽と南部では気候が大きく異なります。

青森市では市街地でも積雪1メートルは日常茶飯事であり、

特に毎回中継される酸ヶ湯については、

5メートルを超えることも多々あるほどのドカ雪が降り積もります。

それに対し八戸市はあまり雪が積もりません。

天気予報を見ても、

青森市は雪なのに対し、

八戸市は晴れているということがまあ多いですね。

ということで、

改めてアンケートへのご協力ありがとうございました。

これだけ視聴者投票から面白い結果が出るのだと初めて感じた次第ですw

これからも定期的に何かしらのアンケートを実施できればと思います。

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