【安全神話崩壊!?】コロナでJR東日本赤字1553億円叩き出す!終電運賃見直し!?

青森鉄道ニュース

8月に入り各社では2020年4月~6月における四半期決算を発表するようになりましたが、

やはり当該期ではコロナによる減収によって甚大な影響が出ている模様です。

コロナでやられたのは飲食チェーンは勿論のこと、

〇ッキーマウスでおなじみのオリエンタルランドや、

カメラなどの部品を製造するキヤノン、

それに航空業界の大手JALと言った会社でも何と3桁~4桁の大赤字に転落。

大打撃を受けたのは鉄道会社も同様です。

鉄道と言えば何といっても大量輸送が肝であるため、

今日のソーシャルディスタンスという概念から逆行してしまっているという厳しい状況です。

大手を見ていくとJR東海は726億円、JR西日本は767億円、

何とJR東日本に至ってはそれらよりけた違いとなる1553億円もの大大赤字を叩き出してしまいました。

勿論これは四半期の成績でも過去最悪(2003年度の開示以降)。

前年同期が915億円の黒字だったので、

それから2500億円近くゴリっと損益を叩き出したことになります。

これは過去最大のピンチですね。

あの経営難で騒がれているJR北海道ですら500億円程度の赤字(2020年3月期)なので、

それよりも3倍ほど悪い数値です。

営業範囲に格段の差があるので単純に測れるものではないとは思いますが、

首都圏の利用者数を抱えるJR東日本でさえ4桁の赤字を叩き出したのは少々意外でした。

やはり鉄道というのはランニングコストがバカにならないので厳しいですね。

在来線については普段の通勤通学で使わざるを得ない人も多く、

そこまで大幅に減ったような気はしませんでしたが、

やはり新幹線については閑古鳥が鳴くほどのがら空き状態。

新聞に載っている空席情報がありますが、

新幹線の欄を見ていただくと分かるように、

1週間先の全列車に見事に〇がついているではありませんか()

どの欄を見ても○○○○○○○・・・

要するに1週間先の全列車が空席状態になっていることですね。

さすがに一定の利用はあるのでゼロとは限りませんが(県内の移動等)、

残りわずかになると△になるため、

その様子がまるで見当たりません。

特にこの時期はお盆で規制する人が多い繁忙期のはずですが、

今回はその気配すら感じません。

しかし皮肉なことに夜行バスでは△マークが並んでいたりします。

安いのも理由でしょうが、

新幹線と違って行先ごとに違うバスが出ているので、

こちらのほうが安心という人もいるようです。

とは言えバスも密閉で座席も隣同士近いため、

リスクは十分にあるでしょう。




そしてもう一つ気になることがあります。

それはJR東日本が7月30日に、

大赤字を考慮すべく何と運賃と終電を見直す計画をぶち上げました。

運賃については時間帯別で値上げをする可能性があるということで、

もしかしたらJR東日本の1.37倍となった青い森鉄道クラスの運賃に値上げするかもしれません。

仮にそうなれば初乗りが150円から200円にぶっ飛んでしまいますが()

終電については全路線を対象に繰り上げする予定とのことですが、

とは言え本数の少ない地方線区でそのような事態となればかなり不便になるでしょう。

本数の少ない線区同士の乗り継ぎも考えれば、

そう簡単に弾くことはできないと思われます。

そもそも青森県や岩手県、秋田県は感染者数が比較的少ないので、

そこまでして徹底する必要があるのか疑問に思います。

また、終電繰り上げによって、

逆に混む列車が増える可能性も十分に考えられます。

例えば今まで23時台の終電に乗っていた人が22時台の列車に乗るようになり、

これまで22時台に乗っていた人と重なることもあり得るわけです。

特に首都圏は鉄道移動が主であるため、

仕事の事情で夜遅くまでいる人にとってはかなり困るはず。

果たしてJR東日本は今後どのような動きを取るのか注目ですね。

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