毎年恒例、青森鉄道ニュース総選挙2023!
今年は近年まれにみる激動の年であったが、
果たしてトップ5に輝いたニュースは何なのか!?
10~6位に選ばれたニュース
順位 | ニュース |
9位タイ | 701系電車デビュー30周年 |
9位タイ | 奥羽本線津軽新城駅新駅舎開業 |
7位タイ | 青い森鉄道2年連続黒字(線路使用料61%減免) |
7位タイ | 弘南バスICカード「メゴイカ」導入 |
6位 | 弘南鉄道大鰐線で脱線 レール摩耗原因か→全線運休→再開 |
5位:青森駅西口駅前広場利用開始
5位にランクインしたのは、
3月22日より利用開始となった青森駅西口駅前広場。
かつてのお世辞にも県都代表駅とは言い難い、
ポンコツ西口駅舎から大きく飛躍を遂げ、
バスターミナルや駐車場といった、
駅前広場らしい設備がようやく今年整った。
これにより、駅西口エリアの住民にとっても、
利便性が向上したであろう。
今後、更なる利活用が求められる。
4位:北海道新幹線青函トンネル内 最高速度260キロに引き上げ決定※2024年度~
4位にランクインしたのは、
北海道新幹線関連のニュース。
青函トンネル内(新在供用区間)における北海道新幹線の最高速度が、
2024年度より260キロに引き上げられることが2022年12月23日決まった。
現行では210キロに留まっているが、
260キロ引き上げにより所要時間は3分短縮される見込みだ。
札幌開業が迫る中、
今後更なる速達化が必要とされる。
3位:JR青森駅東口駅ビル詳細発表「ReLabo(リラボ)」「&LOVINA」に決定
3位にランクインしたのは、
JR青森駅東口駅ビルについての話題。
10月10日には商業施設部分となる「&LOVINA」の名称が決まった。
先日は入居するテナントの発表もされ、
東北初出店が3店舗ある。
開業は2024年春。
青森駅の新たなランドマークとして期待されたい。
2位:津軽線蟹田~三厩間 存廃協議開始
2位にランクインしたのは、
津軽線蟹田~三厩間における存廃問題について。
2022年12月19日に初めて存廃協議が開かれ、
今日までほぼ毎月において白熱の議論が繰り広げられている。
外ヶ浜町と今別町で意見が真っ二つに割れており、
議論は難航しているようだが、
果たして宮下知事は来年どのような判断を下すのだろうか。
1位:奥羽本線弘前~青森間suica利用開始
そして栄えある1位に選ばれたのは、
5月27日より奥羽本線弘前~青森間におけるsuicaの利用開始。
やはり断トツでこのニュースへの投票が多かった。
何より、首都圏でsuicaが導入されて以来、
実に20年以上という長大なブランクを経て、
青森エリアでもsuicaが使えるようになったのは実に感慨深い。
JRによれば今後も利用状況を鑑み、
suicaエリアを拡大する見込みということで、
更なる利便性向上に期待したい。
2023年総括
2023年も青森エリアでは多くの鉄道ニュースが報道された。
suica導入という喜ばしい報道もあれば、
赤字路線の存廃協議が始まるなど、
都市部と過疎地で二極化が進んだ。
今年は事業者や自治体、
それに我々利用者を巻き込んで、
地域の鉄道について深く考えさせられた1年であっただろう。
締めの言葉
今年も当ブログを多くのユーザーにご覧いただき、
まさに感謝の一言に尽きる。
前年より始まったシリーズ「各駅評論」のほうも軌道に乗り、
徐々に多くのユーザーに定着してきていると実感した次第だ。
今後もシリーズ「各駅評論」を通して、
より駅の使いやすさを露にしていきたいと思う。
一方、YouTubeのほうでは先日、
新シリーズの詳細をぶち上げさせていただいた通り、
シリーズ「駅サイティング」を2024年1月8日(成人の日)よりスタートさせる。
まだトライアル状態ではあるものの、
地味な映像をアオラボなりに極限まで楽しくしてみたので、
是非ご覧いただきたい。
ということで以上、
よいお年を!
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