【青い森鉄道怒涛の無人駅化ラッシュ】JRと違って何故か嫌みがないのはなぜ?

青森鉄道ニュース

今回は、久々である青い森鉄道に関する話題というかニュース。

ここ2年の間、青い森鉄道では何と言っても、

開業以来最大規模となる無人駅化が進んでいるのだ。

昨年の2022年のダイヤ改正では三戸駅と剣吉駅の2駅、

そして今年である2023年のダイヤ改正では、

乙供駅、上北町駅、下田駅の3駅がそれぞれ無人駅となり、

ここ2年間で合計5駅も無人駅が増加しているという、

前代未聞の事態が起きていることにお気づきだろうか?




やはり原因としては、

コロナ禍による利用者数減少で収益が減っている影響が大きいだろう。

大きな人員削減はこのご時世できないものであるから、

その代わりにハード面(駅設備など)でのコストカットを余儀なくされたと思われる。

上記5駅が無人駅化したことにより、

2023年5月現在における青い森鉄道の有人駅は、

青森駅、浅虫温泉駅、小湊駅、野辺地駅、三沢駅、八戸駅の、

計6駅にまで大幅に減少。

ただし、この中でも小湊駅に関しては、

窓口営業が月曜・水曜・金曜のみに縮小されており、

半分無人駅と化している。

ここも近々窓口がBANされそうな雰囲気満々だ()

さて、直近2年間で5駅を無人駅化した青い森鉄道だが、

個人的にはJRが行う無人駅化と比べれば、

なぜかそこまで嫌みがないように感じる。

JRの場合、多くはみどりの窓口や、

業務委託駅における出札窓口の廃止がお決まりのパターンであるが、

それと同時に自動券売機もBANさせることがよくあるため、

一気に利便性がガタ落ちしてしまうのである。

これが個人的にJRの最も気に入らない点なのだ。

まだ、みどりの窓口ないしは業務委託駅における出札窓口の廃止の代わりに、

簡易的なモノでも良いから自動券売機を設置してもらえれば、

そこで清算ができるため便利なのであるが、

JRの場合は多くは窓口に加え自動券売機までもを一気に消滅させるため、

急激に利便性が下がってしまうのである。

最近では油川駅や津軽新城駅あたりがこれに該当。

窓口を廃止するが自動券売機を残すor簡易的な自動券売機を設置するという、

段階的に駅設備の規模を縮小するのであればまだ理解できるが、

JRではその部分が融通が利かないことが多い。

一方、青い森鉄道ではそのようなことは現時点ではない。

先述した三戸駅と剣吉駅、乙供駅、上北町駅、下田駅は、

いずれも窓口は廃止になったが、

その代わりに自動券売機を新たに設置した。

このように、段階的に駅設備の規模を縮小しているため、

利用者側としては一気に不便にならない。

以上が、JRと青い森鉄道との、

コストカットのやり方の違いである。

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