【青森操車場跡地】東西アクセス道路整備で動線はどう変わるか!?

地域経済研究

最近話題の青森操車場跡地再開発にあたっては、

新駅やアリーナの整備を中心に注目されていますが、

このほかにも操車場跡地南側において、

東西に広がるアクセス道路の整備も予定されています。

東西アクセス道路の詳細としては、

まず東端は県道27号と接続する予定となっており、

筒井駅に行く途中にある青い森鉄道の高架下付近まで繋げることになっています。

Googleストリートビューを参考にしていただくと、

目先にある建物はポンプ場ですが、

これまたなんとも邪魔な位置にありますねw

一応ここも緩いカーブに改良するそうです。

奥のほうにはもっさり生えた森林が明らかに放置プレー状態になっていますね()

一方西端は2020年度内をめどに国道103号の八甲田大橋付近まで整備し、

最終的には県道120号の中央大橋を抜け、

旭町通り付近(アンダーパスのあるところ)に接続させるつもりのようです。

あのJR貨物の事務所があるところですね。

西側は既存の道路がありますが結構狭いので、

計画では歩道も含め幅15メートルにまで拡張します。

なお、今回整備する東側の道路の区画は、

桂木、緑、青葉地区といった住宅街や商業激戦区でひしめき合うエリアであり、

車の交通量がかなり多い場所でもあります。

しかし現状、ここから筒井方面へ向かうとなれば、

住宅街ど真ん中の細く複雑に入り組んだ道路を利用するか、

もしくは一旦国道7号(環状線)にまで出る必要があるため手間がかかります。

しかも今後アリーナや新駅開業により交通量がさらに増加することが予想されているため、

今の道路のキャパでは確実に渋滞が発生する可能性があります。

そこで青森市では青い森鉄道線沿いに新たに道路を整備し、

東西方面から容易に操車場跡地への行き来を可能にするというのです。

特にアリーナではコンサートの開催も想定されているため、

今の道路ではキャパオーバー回避不可能でしょう。

ちなみに東西アクセス道路整備にあたっては、

同時に多目的広場たるものも造るようです。

多目的広場は東側ではアクセス道路の南側に予定されています。

多目的広場ではトイレ、休憩所、避難所の設置もすると書いてあったので、

操車場跡地の公園の補完的な機能を果たす役割があるものとみられます。

これについては以前市のホームページに詳細が載っていたのを確認しましたが、

肝心の資料がなぜか見つけられなかったのでここで記憶を引っ張り出して再現します()

図の通り操車場跡地南側の住宅街と筒井方面の往来がスムーズになるということは、

逆に筒井方面からサンロードといった商業施設へのアクセス、

視点を広げれば青森市の東西を往来可能なアクセス道路が新たに整備されるということで、

これは割と収穫が大きいのではないでしょうか?

たさでさえ青森市の東西の往来が可能な道路といえば環状線や国道7号4号ぐらいしか挙がりません。

現に市街地に張り巡らされた無数の生活道路を東端から西端まで行くとなれば、

これはかなり鬼畜です()

ところどころ行き止まりの仕掛けも多数用意されているので、

何も下調べしておかなければ完全に所見殺しですねw

・・・話を戻すと操車場跡地再開発にあたっては、

周辺住民は広大な避難所が消失することを理由に開発に対して消極的だったこともあり、

一時期凍結状態となっていましたが、

その意見を少しでも取り入れようと今回多目的広場の整備も盛り込んだ模様ですね。

果たしてこのアクセス道路がきちんと”アクセス”の役割を果たせるのか注目です。

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