毎年恒例、あなたが選ぶ2022年を象徴とする青森の鉄道ニュース、
題して青森鉄道ニュース総選挙2022!
4回目となる今年も、それなりの人数の方にご投票いただいた。
社会情勢的には昨年と同様コロナが蔓延していたが、
今年はインバウンドが再開されるなど、
経済活動は徐々に元に戻りつつある。
一方、我が青い森研究所ではYouTubeのほうで突如、
2代目アオラボを募集するという横暴な展開になるなど、
チャンネル開設以来の波乱な年となったw
次世代へ青い森研究所YouTubeチャンネルを引継してもらいたいのだが、
果たして受け継いでくれるユーザーがいるのかいまだに不安である。
締切は12月31日となっているが、
翌日の元旦に投票フォームを見て回答数がゼロという、
正月早々葬式になることだけは是が非でも避けたい()
しかしその中でも今年からは当ブログで、
シリーズ企画「各駅評論」を開始し、
多くのユーザーに読んでいただいているのは感無量である。
さて、あなたの今年はどうだったであろうか・・・?
ということで投票結果の発表と参りたい。
果たして2022年を飾るニュースはいかに。
10~6位に選ばれたニュース
順位 | ニュース |
10位タイ | 北東北に新しい観光列車「ひなび」デビュー |
10位タイ | 東北新幹線八戸開業20周年 |
10位タイ | 乗客2000人未満 JR東日本が収支初公表 青森県内5路線8区間赤字 |
7位 |
急行津軽運転 青森ー秋田(・3日)
|
6位 |
青い森鉄道特別快速「ねぶたライナー」初運行
|
5位タイ:リゾートあすなろ 事実上引退へ
11月に、北東北を走る新たな観光列車「ひなび」および、
将来的には東北全体を走る予定の観光列車「SATONO」のデビューが突如発表されたのだが、
いずれも既存のリゾートあすなろを改造する形でのデビューとなることから、
事実上の引退が確定してしまった。
東北新幹線全線開業における青森エリアの観光を盛り上げようとしてデビューしたリゾートあすなろ。
その役割を果たす時期はまもなく終わり迎えることになるが、
「ひなび」「SATONO」としての新たな出発を明るく見守りたいところである。
5位タイ:青い森鉄道・IGR 快速「あおもり・もりおか」運行
10月に青い森鉄道・IGR直通の臨時列車「快速あおもり・もりおか」が運転された。
両社が開業して以来史上初となる青森~盛岡間の直通運転が実施されたこともあり、
まるでかつての「スーパーはつかり」に乗っているかのような錯覚に陥る(と言っても「走るんです」だったが)。
一方、開業以来初めて青森駅にIGR車が乗り入れたほか、
行先方向幕には「快速盛岡」が掲示されていた光景はやはり斬新であった。
3位:JR東日本12支社 3エリアに再編へ 首都圏、東北、新潟に
意外にもこのニュースが3位にランクインした。
1月にJR東日本は合理化を目的に、
各県にある12の支社を3つに集約することを発表。
報道では12の支社すべてが消えるわけではなく、
一部の業務を残す形で再編するとのこであるが、
テコ入れ期間は2023年6月までとまだ少し先であるため、
最終的にはどのような体制に整うのか気になるところである。
2位:青い森鉄道・IGR 快速「青森・盛岡ライナー」運行
※実際の車両とは異なる。
2位には再び青い森鉄道の臨時列車関連のニュースがランクイン。
開業20周年記念の一環として、
青い森鉄道・IGR 快速「青森・盛岡ライナー」が運行された。
こちらも青森~盛岡間直通の臨時列車とだけあり、
多くの鉄道ファンの利用があった。
4位の臨時列車とぱっと見同じように見えるが、
こちらは7月~10月の連休にかけて長く運行され、
停車駅も異なっている。
今年は青い森鉄道開業20周年だけあって臨時列車に力を入れているのが伺えるだろう。
1位:suica導入青森~弘前 5月27日
青森鉄道ニュース総選挙2022、
栄えある1位に選ばれたのは、
「suica導入青森~弘前 5月27日」
遂に青森エリアでもsuicaが使える日の具体的な日程が決定された年であった。
首都圏でsuicaが導入されてから実に22年という長い月日を経て(にしても呆れを通り越すくらい長すぎであるw)、
いよいよ2023年5月27日、
奥羽本線青森~弘前間にペンギンが降臨することになる。
総括
順位 | ニュース |
5位タイ | リゾートあすなろ 事実上引退へ |
5位タイ | 青い森鉄道・IGR 快速「あおもり・もりおか」運行 |
3位 | JR東日本12支社 3エリアに再編へ 首都圏、東北、新潟に |
2位 | 青い森鉄道・IGR 快速「青森・盛岡ライナー」運行 |
1位 | suica導入青森~弘前 5月27日 |
個人的に最も印象深かった鉄道ニュース
10位以内にランクインしていないが、
個人的に最も印象深かったニュースとしては、
「県内各路線バスへのIC導入」である。
2月の八戸市営バス・南部バスを皮切りに、
3月には青森市営バス等、
4月には十和田観光電鉄にそれぞれICカードが立て続けに導入され、
遂に青森エリアの路線バスでもキャッシュレス決済が本格的に始まった年であった。
今日では当たり前の光景となっているが、
ICが導入された路線バスで初めてICカードをタッチしたあの瞬間は、
今でも忘れられない。
それぐらい青森エリアの路線バスでは改革が起きたという意味であろう。
ということで2022年の青森鉄道ニュース総選挙は以上の結果となった。
今年もsuica導入関連のニュースがトップを占領。
次いで青い森鉄道の臨時列車のニュースが、
まさかの上位3つも占めているのは何とも面白い結果となった。
やはり今年も臨時列車関連のニュースがトップ10に多くランクインしている。
また、東北新幹線八戸開業20周年と青森県民にとって記念となる話題の一方、
JR東日本が初めて赤字路線の収支状況を発表するなど、
人口減少社会の深刻化が顕著に表れた年でもあった。
果たして来年の2023年は、どのニュースが選ばれるのか・・・?
次回もあなたの参加をお願いしたいと我ながら懇願しているところで、
2022年のYouTubeおよびブログ活動はこれにて終了する。
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