青森県内の駅を色々な角度から評価し、
使いやすさを浮き彫りにしていくシリーズ企画、
題して「各駅評論」。
50回目は、
八戸市にある八戸線長苗代駅を視察しました。

新幹線が乗り入れる八戸駅と、
中心街最寄りの本八戸駅の中間に位置する駅ですが、
駅周辺は住宅街と田園に囲まれており、
割と閑静な雰囲気。
長苗代駅も少し面白い点があるので、
早速視察していきましょう。
アクセスは良いか?(主に国道・県道から、道幅は広いか?)


駅入り口は国道104号の跨線橋に接続しており、
そこから階段を降りるという、
少し独特な駅構造になっています。
そのため、駅入り口まで車で入ることはできません。
ぱっと見どこから入ればいいんだ?
と少し焦るでしょう。
一方、案内標識は設置されており、
徒歩で行く分には迷わないと思いますが、
車で行くとなると、
初見では戸惑うかもしれませんね。
パークアンドライドは整っているか?

こちらは駅北側の様子。
比較的広い駐輪場がありますが、
駐車スペースはほぼないと言ってよいでしょう。

一方こちらが南側。
若干の空きスペースがありますが、
駐車スペースは皆無となっています。
送迎をするなら北側もしくは南側に車を停め、
利用者は階段を上ってホームまで行かせる方法が望ましいでしょう。
駅舎・待合室は綺麗か?(築年数ではなく、手入れがきちんとされているか?)

ホームに入るとすぐ目の前に、
ATMのような透明な小屋があり、
ここに自動券売機が置かれています。
無人駅ですが、
八戸線の市内区間は自動券売機設置率が高いですね。

全方位覆われた待合室は無く、
以前視察した陸奥白浜駅のような、
吹きさらしの待合所のみ設置されていますが、
ベンチはひじ掛け付きタイプと少し豪華な仕様。
尚、清掃は行き届いていました。

八戸方には後で拡張されたようなホームがあり、
かつて5両編成で走っていたキハ40系が、
ここに停まっていたのかもしれません。
トイレは整備されているか?(ある駅は綺麗か、暖房便座か、石鹸はあるか)
残念!
トイレは設置されていません。
バリアフリーが保たれているか?(ホームまでの段差の有無)

ホームへは少なくとも、
1枚目のかなりの段数の階段を上り下りする必要があるため、
足腰の悪い人にとっては結構きついでしょう。
後述しますが、
長苗代駅の構造上、
どうしても階段が必要になるため、
致し方ありませんね。
エレベーター1基整備すれば、
利便性は大幅に向上するでしょうが、
利用者数的に厳しいでしょう。
裏口は整備されているか?(裏口が地理的理由上必要ないと判断した駅は自動的に3点加算)

手前が北側、中央がホーム、
そして奥が南側へ通ずる階段であり、
どちらからもアクセス可能な設計となっています。
おまけ

ホーム北側には、
謎の線路が1本敷かれていますが、
こちらは八戸臨海鉄道のもので、
貨物列車が1日3往復運行されているとのことです。
ダイヤは不明ですが、
タイミングが合えば八戸線の列車と、
並走するシーンも見られるかもしれません。
尚、長苗代駅がこのような少し特殊な構造となっているのは、
この八戸臨海鉄道が通っているためだったのです。
総括
| 項目 | 点数 | 備考 |
| アクセスは良いか? | 4 | 国道104号の跨線橋に駅入り口が接続しており、案内標識も設置されており比較的分かりやすい |
| ★▲パークアンドライドは整っているか? | 0 | 駅北側、南側ともに駐車スペースはほぼなし |
| 駅舎・待合室は綺麗か? | 4 | 清掃は行き届いていた |
| ★▲トイレは整備されているか? | 0 | トイレは無し |
| バリアフリーが保たれているか? | 2 | 構造上、階段が多い設計となっており、高齢者にとっては負担となると思われる |
| ★裏口は整備されているか? | 4 | 駅北側、南側から階段を上りホームへアクセス可能 |
| ■おもてなしがされているか? | 0 | 座布団、花壇は無し |
| 合計 | 14 | 階段が多いため、バリアフリーな設計が求められるだろう |
※2025年5月5日視察
※全駅視察終了後に評価を調整する可能性あり。

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