青森県内の駅を色々な角度から評価し、
使いやすさを浮き彫りにしていくシリーズ企画、
題して「各駅評論」。
29回目は弘前市の中心駅である、
弘南鉄道弘前駅を視察。 言わずもがな、
弘南鉄道の駅で最も利用者数が多い。
2017年度の乗降人員データでは2,784人であり、
弘南鉄道の駅で唯一4桁を記録している。
事業者は異なるものの、
JR東日本の弘前駅駅舎と隣接。
互いに行き来可能なため、
同じ建物の中にあると言っても差し支えない。
五能線五所川原駅と津軽鉄道津軽五所川原駅や、
奥羽本線大鰐温泉駅と弘南鉄道大鰐駅のような、
駅舎は別々であるが互いのホームを行き来可能な設計ではなく、
当駅の場合は駅舎はほぼ同じ建物であり、
ホームは互いに行き来不可な造りになっている。
後者のほうがごく一般的な設計であると思われるが、
青森県内には前者のような構造の駅が多い。
また、同じ建物であるにもかかわらず、
JR弘前駅と住所が異なっており、
何とも摩訶不思議な駅でもある。
ということで視察を始めていこう。
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