以前、高嶋ちさ子と12人のバイオリニストのコンサートが、
リンクステーションホール青森で開かれたので行ったんですが、
満席にならなかったことを受け、
「他会場では大抵満席になるのになんでここだけ後ろはスカスカなんだ」
と、”ごんぼほってた”のが面白かったですw
まぁ、リンクステーションホールは県内で一番大きい会場ですからね。
葉加瀬太郎の時は満席になったのでしょうか?
青森県内の駅を色々な角度から評価し、
使いやすさを浮き彫りにしていくシリーズ企画、
題して「各駅評論」。
49回目は、
八戸市にある八戸線陸奥湊駅を視察しました。



国内最大級の朝市・館鼻岸壁朝市の最寄り駅。
毎週日曜の早朝に運行される、
八戸線の臨時快速「館鼻岸壁朝市号」に乗っている乗客は、
ほとんどが当駅で下車し会場へ向かっています。
結構利用者が好調で、
多くが八戸駅周辺のホテルに前泊しているようです。
陸奥湊駅も面白い点がいくつかあるので、
視察していきましょう。
アクセスは良いか?(主に国道・県道から、道幅は広いか?)

メインは北口となり、
駅前にはトップナンバーである県道1号が走っていることから、
まだアクセスしやすいほう。
ただし、案内標識は見受けられませんでした。
センターラインが引かれており道幅も余裕がありますが、
何せ歩道がないため、
自転車や歩行者には注意が必要です。


こちらは南口。
駅前は歩行者専用道路になっており、
少し歩くと片側1車線の広い市道が走っています。
こちらにもこれといった案内標識はなく、
どちらかというと北口のほうが初見でも分かりやすいです。
パークアンドライドは整っているか?

北口にあるバス乗り場のようなところが駐車場となっており、
看板も立っているんですが、
長時間の駐車場=パークアンドライドには、
あまり向いていなさそうな構造です。
ただ、これといった注意書きはないため、
5~6台ほどならゴリ押しして停められるでしょうが、
視察した感じではどちらかというと、
送迎スペースに使われていることが多い印象でした。

一方、南口は駐車スペースがなく、
駐輪場が設置されているのみとなっています。
駅舎・待合室は綺麗か?(築年数ではなく、手入れがきちんとされているか?)

2016年開催の、
青森県・函館デスティネーションキャンペーンに合わせ、
駅舎外装がリニューアルされ、
このような和風テイストになりました。

北口1階の元観光案内所のスペースには、
「駅ナカ酒場62371◎(むつみなと)」という、
いわゆる居酒屋が2022年にオープンしており、
八戸圏域の食材や地酒などをたしなむことができます。
ただし、居酒屋と名乗っていますが、
営業時間は平日・土曜日が7時00分~14時00分、
日曜日・祝日が7時00分~10時00分と、
ほぼ午前中で終わってしまうため、
来店の際は最新の情報を確認してください。

駅構造は八戸線唯一となる橋上駅。
詳細な時期は不詳ですが、
青森エリアでもかなり早くから橋上駅化されたことから、
年季が経っているのが見て取れます。

2021年まで有人駅だったため、
待合室はこのように広々としており、
自動ドアが設置されているという、
ちょっと豪華な仕様になっています。
尚、待合室内は清掃が行き届いていました。

よく無人化と同時に自動券売機も撤去されるのが、
最近のJR東日本お決まりのコストカット術になっていますが、
陸奥湊駅をはじめ八戸線の八戸~鮫間の無人駅では、
まだ自動券売機が健在。
未だsuicaが導入されていないためか、
しばらくは残りそうです。

改札を抜けると少し殺風景なコンコースが。
有人駅時代はポスターが張られていて賑やかだったのでしょう。

ホームの様子がこちら。
階段には市場への案内が書かれたステッカーが貼られており、
以前から観光客の利用が多いことが伺えます。

待合室はこのような造り。
最近外装工事を行ったのか割と新しい見た目をしています。
中にはベンチが2基あり、
こちらも清掃は行き届いていました。

ホームからは昔ながらの石垣で造られた土台が。
風格があっていいですね。
年季が経っている橋上駅という共通点では、
青い森鉄道三沢駅とも雰囲気が似ているような気がします。
トイレは整備されているか?(ある駅は綺麗か、暖房便座か、石鹸はあるか)

お、トイレがある・・・!
と行きたいところですが、
残念ながらある日を境に使用停止となっていました。
どうやら老朽化によるものだとか。
手前になぜか階段があり、
ぱっと見面白い構造をしているんですが、
中には入れないので残念。
と同時に評価ができないので点数は付けられません。
バリアフリーが保たれているか?(ホームまでの段差の有無)

ぱっと見ありそうなエレベーターですが、
設置されていません。
ホームまでは自由通路及び、
コンコースから階段を上り下りする必要があるため、
足腰の悪い高齢者にとっては少し大変でしょう。
裏口は整備されているか?(裏口が地理的理由上必要ないと判断した駅は自動的に3点加算)

自転車は通れませんが、
先述の通り、裏口(南口)が整備されているため、
反対側からのアクセスも確保できています。
北口は市場や商店が並んでいるのに対し、
南口はこのような住宅街と、
対照的になっているのが面白いですね。
おまけ

1986年(昭和61年)まで、
車扱(しゃあつかい)貨物の取り扱い駅であったため、
ホーム南側にはこのような線路跡のスペースがくっきりと見られます。
更に陸奥湊駅からは、
八戸セメント専用線が走っていて、
当時は東北地方へのセメント輸送の拠点となっていたようです。
マップで言うと線路から左斜めに下っている道路(一部遊歩道)が、
かつての専用線だったと思われます。
尚、八戸セメント八戸工場(旧・住友セメント八戸工場)は、
新井田川の右側にあります。
実際に線路跡を歩いてみるのも面白いでしょう。
総括
| 項目 | 点数 | 備考 |
| アクセスは良いか? | 4 | 北口は主要県道に接していて分かりやすい |
| ★▲パークアンドライドは整っているか? | 3 | 北口に5~6台程度の駐車スペースがあるものの、送迎用として使っている利用者が多い印象 |
| 駅舎・待合室は綺麗か? | 4 | 清掃は行き届いていた |
| ★▲トイレは整備されているか? | 0 | トイレは設置されているが、視察当日は使用停止の状態となっていた |
| バリアフリーが保たれているか? | 2 | エレベーターはなく、ホームまでは階段を上り下りする必要があり、高齢者にとっては少し負担 |
| ★裏口は整備されているか? | 4 | 南口が整備されている |
| ■おもてなしがされているか? | 0 | 座布団、花壇は無し |
| 合計 | 17 | 裏口があり、アクセスもしやすいため、バリアフリーが整っていれば更に使いやすい駅になると思われる |
※2025年5月5日視察
※全駅視察終了後に評価を調整する可能性あり。

コメント