先日、JR東日本や青い森鉄道では、
ダイヤ改正が実施されましたね。
青い森鉄道では快速が数年ぶりに復活、
青い森703系が定期ダイヤで、
初めてIGR盛岡まで乗り入れるなど、
話題となっていました。
まさかIGR初の新型車両が青い森鉄道になるとは、
誰が予想したでしょうか?w
そういえば、毎年私は小型版の時刻表を、
ダイヤ改正のたびに購入しているんですが、
年々値上げしており、
2012年3月は550円で足りたものが、
2020年3月には606円、
2026年3月にはついに1000円近い990円!?
まさに時刻表も世相を表すものとなりましたね。
青森県内の駅を色々な角度から評価し、
使いやすさを浮き彫りにしていくシリーズ企画、
題して「各駅評論」。
47回目は、
青森市にある青い森鉄道浅虫温泉駅を視察しました。


県都青森市の奥座敷として有名な、
浅虫温泉の最寄り駅。
温泉街に海が接しているため、
東北の熱海とも称されるようで、
青森市民の憩いの場となっています。
国鉄時代や東北新幹線全線開業までは、
「八甲田」や「十和田」、「はつかり」、
「つがる」、「スーパー白鳥」などの一部優等列車の停車駅であり、
当時から観光地であったことが伺えます。
では視察していきましょう。
アクセスは良いか?(主に国道・県道から、道幅は広いか?)
浅虫温泉駅最寄りの主要な道路は国道4号。
片側2車線で広々としており、
案内標識も設置されているため、
初見でも比較的分かりやすいです。
駅前道路は県道269号に該当。
1車線しかありませんが、
こちらも比較的すれ違いに余裕がある道幅となっています。
パークアンドライドは整っているか?
駅前は貸切バスやタクシー乗り場となっているため、
正式な自家用車の駐車スペースの案内はありませんが、
ガードレールに沿って縦列駐車すれば、
10台ほど停められます。
尚、向かいの道の駅には広大な駐車場がありますが、
こちらは駅利用者向けではないため、
長時間駐車は避けたほうが良いでしょう。
駅舎・待合室は綺麗か?(築年数ではなく、手入れがきちんとされているか?)

JR時代から変わらない、
鉄筋コンクリート造りと思われる駅舎。
2024年には駅舎外装工事が行われ、
青い森鉄道仕様の水色カラーを取り入れたデザインに刷新されました。

駅舎内は有人駅のため広々としており、
椅子やテーブルが置かれています。
清掃は行き届いていました。
旧キオスク跡地には、
青い森鉄道の物販施設である、
「モーリーズカフェ」が出店しており、
グッズや軽食を購入することが可能。
題して青い森鉄道版キオスクですね。


駅構造は単式+島式の2面3線。
1番線ホームは青森方面からの降車客が多く、
かつては特急停車駅でもあったため、
広々としています。
やたら青い森鉄道のイメージキャラクター「モーリー」が、
あちこちで見られますね。
また、以前走っていたリゾートあすなろの乗車口案内が、
未だに残っていました。

跨線橋はゆとりのある広さといったところ。
手すりや点字ブロックが設置されており、
かつての特急が停まっていた頃を彷彿とさせる造りですね。





2・3番線ホームがこちら。
繰り返しになりますが、
かつては特急停車駅であったため、
長い上屋が設置されています。
そのためか、乗降確認モニターが後付けで取り付けられており、
入口付近が映っています。
また、花壇も置かれていたのは好印象ですね。
尚、1番線ホームの端は吹きさらし状態となっていますが、
以前台風で上屋が剥がれたため、
撤去されました。
トイレは整備されているか?(ある駅は綺麗か、暖房便座か、石鹸はあるか)

さすが観光地のため別棟にトイレが設置されています。
設備は小便器と大便器(暖房便座対応)及び洗面台が用意されていて、
割としっかりとした仕様になっています。
余談ですが、多くの駅のトイレにも、
上図のような「トイレットペーパーを持ち出さないでください」
の張り紙が貼っているのをよく見かけます。
トイレットペーパーも買えないほどの、
金欠の人が持ち出すのでしょうか?
バリアフリーが保たれているか?(ホームまでの段差の有無)


先述の通り、
2024年の駅バリアフリー化工事に伴い、
各ホームへエレベーターが設置されました。
観光客の利用が多く、
以前から設置の要望が地元から出されていたため、
念願のエレベーター設置といったところでしょう。
跨線橋にはご覧のような、
エレベーター設置工事の様子が掲示されていて、
エレベーターマニアにはたまらない内容が書かれています。
余談ですが、1番線にあるエレベーターへの通路は、
ご覧のように仮設通路のような細いところを通り、
隣のホームへ移動する動線となっています。
ちょっと申し訳なさそうに設置されている点が、
少し面白いですね。
因みに、青森エリアの駅で、
既存の駅舎に後からエレベーターを取り付けたケースは珍しく、
浅虫温泉駅もこれに該当します。
裏口は整備されているか?(裏口が地理的理由上必要ないと判断した駅は自動的に3点加算)

ホームを跨ぐような形で、
東西を結ぶ自由通路が整備されています。
こちらは以前よりあったもので、
エレベーターも設置されています。
また、自由通路を渡って道の駅(3枚目右の建物)や、
国道を跨いで海側にも行けるような仕組みになっており、
実に一石二鳥な設計となっています。
尚、屋外のため自転車の通行も可能。
余談ですが、自由通路が海に向かって伸びている光景と、
青空が絶妙にエモい風景ですね。
総括
| 項目 | 点数 | 備考 |
| アクセスは良いか? | 4 | 国道4号から1本でアクセス可能 |
| ★▲パークアンドライドは整っているか? | 4 | 駅前に10台ほど駐車スペースがあるが非公式のため停め方に注意 |
| 駅舎・待合室は綺麗か? | 4 | 清掃は行き届いていた |
| ★▲トイレは整備されているか? | 4 | 暖房便座付きのトイレあり |
| バリアフリーが保たれているか? | 4 | エレベーターあり |
| ★裏口は整備されているか? | 5 | 自転車通行可能な自由通路あり |
| ■おもてなしがされているか? | 1 | ホームに花壇が置かれいた |
| 合計 | 26 | 地元民や観光客への配慮がなされていて好印象な駅であった |
※2024年9月8日視察
※全駅視察終了後に評価を調整する可能性あり。

コメント