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【各駅評論#8】東北新幹線七戸十和田駅編写真集 バカデカい駐車場&ゴージャストイレ登場

【各駅評論#8】東北新幹線七戸十和田駅編写真集 バカデカい駐車場&ゴージャストイレ登場

交通研究

青森県内にある新幹線・在来線の駅を色々な角度から評価し、

それぞれの駅の使い勝手の良さを浮き彫りにしていくシリーズ企画、

題して「各駅評論」。

今回は、七戸町にある七戸十和田駅を視察。

2010年の東北新幹線全線開業時に誕生した新しい駅である一方、

青森県内の新幹線駅では唯一、

奥津軽いまべつ駅を除けば物理的な新幹線単独駅。

そして、Wikipediaによれば日本で唯一、

「在来線が存在せず、鉄道駅に新幹線のみが乗り入れる」市町村となっている模様。

しかしながら、駅前には比較駅大きいイオンが進出し、

更には町の計画で役場の移転とアリーナの建設が盛り込まれており、

今後更なる発展が期待される駅でもある。

まさに街ごと駅チカに移転させるダイナミックなスキームだ。

ということで、そんな未来の明るい七戸十和田駅を視察していこう。

◆アクセスは良いか?(主に国道・県道から、道幅は広いか?)

七戸十和田駅へは国道4号からほぼ一本でアクセス可能。

2010年開業ということもあり駅周辺は今でも綺麗に区画整理されており、

片側1車線は勿論のこと歩道も基本的に広く整備されている。

メインは南口だが裏側にあたる北口へのアクセスも決して手を抜いておらず、

しっかりと標識も整備されているため迷うことはまずないだろう。

強いて欠点を挙げるならば、

ゴールデンウイークやお盆などの長期休みのシーズンに入ると、

駅周辺の道路が異様に混雑するためその分所要時間が大幅に増大するといった点であろうか。

七戸十和田駅は青森県下人口第4位の十和田市(人口約6万人)のほか、

野辺地町や下北方面からの利用も多いためそれが影響していると思われる。

道の駅しちのへも近隣に存在していることから観光目当ての客も多い。

◆パークアンドライドは整っているか?

お察しの通り、七戸十和田駅のパークアンドライドは完璧の一言に尽きる。

北口には有料駐車場が2か所、

南口にも有料駐車場が1か所あるほか、

繁忙期に大量解放するであろう臨時駐車場もわんさか整備されていた。

有料駐車場だけでも実に600台を超えるキャパを確保している。

この状況からしてみても、

いかに七戸十和田駅は自家用車での利用が多いかが分かるだろう。

因みに、かつては駅周辺にあるすべての駐車場が何とタダであったため、

特に繫忙期は車で埋め尽くされスーパーのタイムセール状態と化していた。

中には駐車料金をケチるために、

隣の新青森駅や八戸駅からわざわざ車で移動して停めた人も多いという。

が、路上駐車や放置駐車が深刻化したことで遂に地元民やビジネス客からクレームが続出。

これにより駅周辺のすべての駐車場まるごと有料化されたが、

それにより放置駐車が劇的に減少するなど、

有料化によるメリットも決して少なくはない。

◆駅舎・待合室は綺麗か?(築年数ではなく、手入れがきちんとされているか?)

開業からまだ10年程度しか経過していないだけあって、

駅舎内は全体的に清潔に保たれている。

七戸十和田駅の駅舎は全体的に白色を基調としたデザイン。

写真のように特に白い床や壁は少しでも汚れると結構目立つ色であるため、

常日頃から清掃は欠かせないようだ。

上3枚の写真は「七戸町観光交流センター」と言って、

七戸十和田駅と隣接する形で整備されている。

1階にはテーブルや椅子が複数置かれており、

休憩スペースの役割も担っている。

こちらに関してもゴミなどは落ちておらずしっかり清掃が行き届いていた。

3枚目は2階に整備されている待合室の写真。

隣が会議室でありレイアウトがほぼ同じであるため、

本当に待合室なのかと一瞬首をかしげてしまうほどである。

尚、バスターミナル側はオールガラス張りであるため、

バス待ちにも最適な空間であろう。

続いてコンコースの様子。

天井が高く何とも開放的な空間である。

因みに駅舎のデザインコンセプトは「心安らぐ豊かな自然と歴史の感じられる駅」、

外壁の曲線は「八甲田の山並と南部馬の背中」をモチーフとしており、

それゆえこのような美しい曲線を描く天井となっている。

個人的にも七戸十和田駅のデザインは全国の新幹線駅の中でも気に入っているほうである。

整備新幹線では特に観光客おもてなしのため、

沿線自治体との綿密な協議も兼ねてか、

駅舎の意匠設計やデザインに注力している場所も多くなっている。

中でも北陸新幹線の各駅はデザインレベルが高い。

そしてこちらがホームの様子。

ホーム中央にある柱の下部にも木版が取り付けられており、

どこか”あずましさ”と高級感を感じさせられる、

最近の新幹線駅らしい駅である。

ホームの床は茶色をベースとしたデザイン。

ホームの端っこに鳥のフンが多少まき散らされているのが気になったが、

それ以外は特段床や壁が汚いなどの欠点というものは見当たらなかった。

ホームの待合室も全体的に清潔感がある印象を受けた。

また内壁が木目調であり、

どこか高級感漂うホテルのラウンジを彷彿とさせるようなデザインである。

◆トイレは整備されているか?(ある駅は綺麗か、暖房便座か、石鹸はあるか)

新幹線の駅であるため当然トイレはある。

トイレは七戸町観光交流センター1階と(1枚目)、

七戸十和田駅2階改札前の計2か所設置されているのだが(2・3枚目)、

後者の七戸十和田駅2階改札前のトイレがこれまた何ともゴージャスなデザインであるw

男性用トイレの場合は、

青いタイルと青い側面ガラスに加え、

側面ガラス中央には編み物のような素材が入っているなど、

まさに和洋折衷を彷彿とさせるようなデザインだ。

いくら新幹線の駅とは言え、

ここまでトイレのデザインにこだわっているのは大分珍しいケースである。

尚、新幹線の駅であるためしっかりと暖房ウォシュレット付トイレであり、

石鹸も置かれているところが高評価。

減点対象となるものが一つもない。

◆バリアフリーが保たれているか?(ホームまでの段差の有無)

七戸十和田駅は新幹線の駅であるためエレベーターが完備されている。

七戸町観光交流センターに1基、

七戸十和田駅北口・南口・各ホームにそれぞれ1基、

合計5基設置されているため高齢者にも優しいオールバリアフリー設計となっている。

また、エスカレーターも七戸町観光交流センターに1か所、

各ホームにそれぞれ1か所ずつ、

計3か所設置されているためバリアフリーに関しては非の打ち所がない。

◆裏口は整備されているか?(裏口が地理的理由上必要ないと判断した駅は自動的に3点加算)

先述の通り七戸十和田駅は北口・南口にも駐車場が整備されており、

かつ南北自由通路も存在するため営業時間内であれば自由に行き来可能。

北口・南口ともに駅舎のデザインが共通であるため、

ぱっと見どっちがどっちか区別がつかなくなるかもしれないが、

新幹線単独の駅でありながら裏口がしっかり整備されているという時点で好感が持てる。

 

◆総括

項目 点数 備考
アクセスは良いか? 4 国道4号から容易にアクセス可能
★▲パークアンドライドは整っているか? 5 北口・南口ともに広大な駐車場が整備されており申し分ない
★駅舎・待合室は綺麗か? 4 駅舎内装が白基調でありながら大きな汚れはなかった
★▲トイレは整備されているか? 5 2階のトイレのデザインが洗練されている点も高評価
バリアフリーが保たれているか? 4 エスカレーター・EVともに整備されており高齢者に優しい設計
★裏口は整備されているか? 4 新幹線単独駅でありながら裏口があり好印象
合計 26 全体的に設備が良く満点に近い
◆点数
▲0・・・無い
1・・・悪い
2・・・やや悪い
3・・・やや良い
4・・・良い
★5・・・とても良い
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※2022年8月16日視察

※全駅視察終了後に評価を調整する可能性あり。

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