【妄想】もしガーラタウン跡地にイオンモールが降臨したらどうなる?

地域経済研究

青森市西部市民の台所であった「ガーラタウン(マエダガーラモール店)」が、

2023年5月に閉店してから1カ月が経過したが、

今のところマエダガーラモール店の後継として、

どのようなテナントが入るか具体的に決まっていない。

マエダガーラモール店閉店後、

店舗前の駐車場は車一台も停まっておらず、

文字通り”ガラガラ”状態と化している。

周辺の道路も閉店する前は土日祝日を中心に混雑していたのだが、

閉店後は車の流れがスムーズになった模様。

その代わりにこれまでマエダガーラモール店を利用していた市民は、

三内のユニバースなど近隣のスーパーで買い物するようになり、

今度はそちらの周辺の道路が混雑気味になっているようだ。

やはり青森市西部の中核的存在であった、

マエダガーラモール店閉店による影響は大きいものである。

さて、現時点ではマエダガーラモール店閉店後の処遇に関しては決まっていないが、

青森市西部地区の住民の利便性を考えれば、

早急な対策が必要である。

マエダガーラモール店の跡地にはいったい何がやってくるのだろうか・・・?

と、ふと考え思いついた一つの案が、

地方とっての頼みの救世主「イオンモール」だ。

あくまでも個人的な予想に過ぎないが、

マエダガーラモール店跡地には、

イオンモールをはじめとしたイオン系が来る可能性も考えられるだろう。

ガーラタウンを取り巻く環境を列挙してみると・・・

  • 青森市西部エリアにイオングループの店舗(イオンタウン程度の規模)が存在していない
  • 県都青森市にも関わらず「イオンモール」の業態が進出していない
  • 新幹線が乗り入れる新青森駅やフェリーふ頭に近く、交通の利便性が良い
  • 市民による復活の声が多いコロナワールド(シネコン)も同じくBANされているため、仮に復活させるとなればイオンモールとの相性が良い

と、このように現状を分析してみると、

案外イオン系にとって比較的相性の良いエリアであることがうかがえる。

マエダガーラモール店跡地へのイオン系進出が適している一番の理由としては、

やはり青森市西部地区にイオン系の店舗(サンデーを除く)が存在していない点が挙げられる。

現状、青森市中部地区には、

イオン青森を核テナントとしたサンロード青森が、

青森市東部地区にはイオンタウン青森東がそれぞれ営業しており、

青森市西部地区は依然としてイオン空白地帯である。

二つ目の理由としては、

県庁所在地である青森市にも関わらず、

現状、イオンモールが進出していないからだ。

お隣である秋田県秋田市には東北最大級のイオンモールが進出済み、

岩手県盛岡市に至ってはイオンモールが2店舗も存在している。

一方、青森県の場合は県庁所在地青森市ではなく、

津軽地方にはつがる市にイオンモールつがる柏が(実は全国1号店)、

南部地方にはおいらせ町にイオンモール下田がそれぞれ進出しているという状況。

既に青森県内には2店舗イオンモールを進出させているため、

あえて県都青森市には出店を控えているという魂胆が、

イオンのほうであるのかもしれない。

「マエダが抜けたしこのタイミングでウチが出店しようかな・・・」

という方向性になれば可能性は高まるだろう。




3つ目の理由は、交通の便が良いエリアであること。

ガーラタウン周辺には、

新幹線が乗り入れる新青森駅やフェリーターミナル、

ちょっと足を延ばせば東北道青森ICにもアクセスできる。

地方のイオンモール出店にあたっては、

新幹線の駅や高速道路のインターチェンジ付近を狙っているケースが多いため、

このガーラタウンがあるエリアも例外ではないからだ。

最後に4つ目の理由としては、

マエダガーラモール店が閉店する前にBANされた、

シネコンであるコロナワールドの存在もあるからだ。

青森県内有数のスクリーン数を擁していただけに、

シネコン復活を望む市民の声は多い。

一方、シネコンといえばイオンでは「イオンシネマ」という業態が存在しているため、

仮に復活させるとなれば、

この、イオンシネマを進出させるのではと予想している。

ただし、コロナワールドの建物自体がやや劣化しているかつ、

客の動線を考えると同じ建物内(マエダガーラモール店跡)にシネコンを入れたほうが利便性としては良いため、

既存のコロナワールドの建物は解体する可能性がある。

となれば、マエダガーラモール店跡の建物(A棟)もテコ入れが必要になってくるか・・・?

イオンモールの多くは、

フロア数は2~3階程度に抑えつつ、

各フロアの売り場面積を広くするという戦略をとっているため、

土地に余裕がある郊外に進出することがデフォ。

しかし、マエダガーラモール店跡の建物(A棟)は、

イオン的には売り場面積が物足りないため、

構想によっては増改築(既存の駐車場を潰して3階~4階にもテナントを入れる)することもあり得る。

実際、岡山市にあるイオンモール岡山は、

岡山駅の目の前にあり、

土地やスペースも限られていることから、

地下2階地上8階建ての構造になっているため、

マエダガーラモール店跡の建物は上記の都市型パターンになることも想定される。

と、このようにイオンモール進出によって色々な妄想が繰り広げられるが、

これはあくまでもイオンモールが進出した場合の想定。

勿論、イオン系ではないテナントが入る可能性も大いにあり得る。

果たしてマエダガーラモール店跡地には、

いったいどのようなテナントが進出してくるのだろうか?

ますます目が離せない。

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