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【各駅評論#28】奥羽本線北常盤駅写真集 ごっついエレベーター&ハイスぺトイレ登場

【各駅評論#28】奥羽本線北常盤駅写真集 ごっついエレベーター&ハイスぺトイレ登場

交通研究

青森県内の駅を色々な角度から評価し、

使いやすさを浮き彫りにしていくシリーズ企画、

題して「各駅評論」。

28回目は藤崎町にある北常盤駅を視察。

藤崎町の中心は五能線藤崎駅であるが、

北常盤駅は幹線である奥羽本線に所在しており、

こちらの方が本数も圧倒的に多く交通の利便性が良いため、

利用者は当駅が多い。

駅裏口には常盤ニュータウンが造成されており、

新興住宅地となっている関係もある効果で、

1日平均乗車人員では、

2000年度(平成12年度)以降ほとんど400人台をキープしているという、

データで見れば実に珍しい駅である。

ということで視察のほうに入ろう。

アクセスは良いか?(主に国道・県道から、道幅は広いか?)

北常盤駅最寄りの主要な道路は県道38号(1枚目)にあたる。

国道7号に設置されている青看にも案内が表示されているが、

距離があるためあまり参考にならない。

後述する青看を含めても全体的に案内が少ないため、

初見では迷うかもしれない。

駅前道路に関してはセンターラインこそないが、

実質2車線分あるほどの車幅であるため、

すれ違いは余裕である。

一方、1枚目は県道38号の写真であるが、

一応ひっそりと佇む程度の青看が設置されているため、

必要最低限の案内はされていた。

が、写真を見るとなぜか「北」が抜けて、

「常盤駅」と表示されているのはなぜだろうか・・・

平成の大合併前は、

北常盤駅の所在地が常盤村であったため、

それが関係しているのだろうか?

地元住民では通じるのと思われるが、

初見では一瞬不思議に思うだろう。

裏口はセンターラインが引かれた2車線の道路があり、

県道285号へ接続している。

正面口は昔からある住宅街なのに対し、

やはり裏口はニュータウンだけあって新しい住宅が集中している。

パークアンドライドは整っているか?

駐車場事情に関しては申し分ないほどの容量がある。

正面口と裏口に駐車場が整備されており、

ざっと見積もってもトータルで40台以上は停められる。

駐輪場のほうも立派なものが整備されており、

学生利用も多い模様。

どおりで利用者数も安定しているという訳だ。

駅舎・待合室は綺麗か?(築年数ではなく、手入れがきちんとされているか?)

こちらが北常盤駅の正面口。

2001年に開業した比較的新しい駅舎である。

藤崎町の中心部最寄りではないものの、

やはり幹線である奥羽本線の駅だけあり、

比較的立派な佇まいである。

その反面、駅舎上部に設置されている時計を見ると、

どことなく懐かしい雰囲気を漂わせているのは気のせいだろうか。

駅舎内はご覧の通り。

待合スペースも比較的広く設計されており、

天井も吹き抜けになっている関係で解放感がある。

内装は黄色い壁とレンガ調で温かみのあるデザイン。

尚、北常盤駅は簡易委託駅であるものの、

自動券売機は設置されていない。

その代わり、窓口は役場が受託しており、

現在はJR全線の乗車券・特急券・指定券を取り扱っている。

尚、有人駅であるため全体的に清掃が行き届いていた。

駅舎に隣接する形で、

コミュニティセンター「ぽっぽら」が併設されており、

視察当日は学生や高齢者中心の利用が多かった。

こうした交流施設が駅に併設されている点も

賑わいづくりの一環として評価できる。

尚、2023年11月の視察では食堂が営業していたが、

2024年6月の視察では跡形もなく消え去っていたため、

閉業したものと思われる。

1番線ホームから。

改札口には傾斜の注意書きがあり、

車いす利用者の配慮がなされていた。

ホーム上にもベンチが設置されている。

ホームは広く設計されており、

点字ブロックも設置されている。

一方、先端部分は列車が停まらないため安定の未舗装。

跨線橋は新しくもなく古くもなくと言った具合だが、

屋根に傾斜を付けた設計になっているのが特徴。

階段の脇が錆びて穴が開いているのはちょっと恐怖である。

蟹田駅の自由通路以来の光景だw

有人駅ながら掲示板やポスターが一枚も貼られていないため、

殺風景であると感じた。

2・3番線ホームはこちら。

こちらも広く設計されている。

2番線側には点字ブロックが設置されているが、

3番線側は白線のみとなっており、

ほぼ使用されていないものと思われる。

一応Wikipediaでは、

「3番線は上下共用の待避線であり、両方向の発着に対応している。」

という記載があるが、

3番線に列車が乗り入れている光景はこれまで見たことが無い。

上屋が設置されている以外の箇所は未舗装であり、

使用頻度は限りなく低そうだ。

時刻表も確認したが、

やはり3番線を使用する旅客列車は存在していない。

ただ、写真のように架線が未だに張られているため、

貨物列車などが使用している可能性はある。

待合室はご覧のような雰囲気。

どことなく古い民家を彷彿とさせるような佇まいだが、

ベンチはひじ掛け付きタイプである。

尚、清掃は行き届いており清潔であった。

トイレは整備されているか?(ある駅は綺麗か、暖房便座か、石鹸はあるか)

北常盤駅のトイレはなかなかハイスペックである。

自動センサー式の水洗トイレおよび、

ウォシュレット付き暖房便座がお出迎え。

利用者数の割にはしっかりとした設備が整っている。

洗面台には石鹸も設置されており、

衛生面にも配慮されている。




バリアフリーが保たれているか?(ホームまでの段差の有無)

向いのホームへは跨線橋階段のみとなっているため、

バリアフリーには対応していない。

但し、後述する正面口と裏口を結ぶ自由通路には、

エレベーターが設置されている。

裏口は整備されているか?(裏口が地理的理由上必要ないと判断した駅は自動的に3点加算)

先述の通り北常盤駅には自由通路及び裏口が整備されており、

更には自転車が乗り入れ可能なエレベーターも設置。

駅利用者でなくても正面口と裏口を行き来できるのは便利だ。

エレベーターの扉は自転車の重さにも対応できるよう、

何とも重厚感あるごっつい雰囲気を漂わせている。

また、階段の手すりには点字が表記されているため、

眼の悪い利用者にも配慮されているのは良心的だ。

ラッチ内の跨線橋とは裏腹に、

こちらの自由通路のほうは掲示板が多く張られているため、

賑わい感がある。

自由通路からは津軽の名峰・岩木山を眺望できる。

こうした見晴らしの良い自由通路は何度も渡りたくなるだろう。

裏口にも椅子が設置された待合室が自由通路内にある。

周辺には基本住宅しかないため、

特に冬場は暖を取るのに重宝されるであろう。

区画整理が行われていることから、

裏口周辺は綺麗に整備されている。

総括

項目 点数 備考
アクセスは良いか? 3 国道、県道からアクセスは比較的容易だが案内が少ないため初見では迷う可能性
★▲パークアンドライドは整っているか? 5 正面口、裏口トータルでも40台以上の駐車場が確保されている
駅舎・待合室は綺麗か? 4 清掃が行き届いていた
★▲トイレは整備されているか? 5 自動センサー式の水洗トイレおよびウォシュレット付き暖房便座が完備
バリアフリーが保たれているか? 2 自由通路にはエレベーターが設置されているが、ホームの移動には跨線橋階段を使わざるを得ない
★裏口は整備されているか? 5 自由通路は自転車乗り入れ可能な設計
■おもてなしがされているか? 0 待合室、ホームに花壇、座布団は無し
合計 24 利用者の割には設備が整った駅である
項目別評価基準の詳細(点数の付与方法)はこちら:【やや重要】シリーズ「各駅評論」における評価基準の補足
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※2023年11月15日、2024年6月8日視察

※全駅視察終了後に評価を調整する可能性あり。

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