一旦落ち着いてきたかのように思えたが、
案の定、大雪が再び襲来してきた青森市。
長年住んでいれば積雪1メートル越えなど造作もないが、
やはり度々起きる交通障害たるやこれまた頭を悩ます。
さて、そんな青森市に対し、
私はこれまでいくつもの要望を提出してきた。
要望のジャンルはお察しの通り、
地域交通や地域経済についてである。
今回はそのお話をしよう。
とはいえ、当然ながらすべての案が通過したわけではないため、
ここでは凝縮して通った案だけご紹介しようと思う。
要望が通った主な案は以下の通りである↓
- 青森市営バスにおけるナンバリング&ラインカラーの導入
- 青森市営バス車内運賃表示器&自動放送の多言語化
- 青森市営バスにおける冬ダイヤの導入
- 青森市営バスのバス停待合室&蛍光灯設置
- 青森市営バス時刻表の改良
- 青森駅・新青森駅バスターミナルにおける乗り場案内表示の色分け
- 津軽新城駅の放置自転車撤去要請
とまあ、こんな感じで要望を提出した案件は以上の類である。
お察しの通り、これまで評判があまりよろしくなかった、
市営バスに関する要望で大半を占めているが、
それだけ市営バスに関する改善点が当時は多かったのである(勿論、ほかの市民からも同じような意見が提出されたが)。
で、全部やると長いので、
今回は一番の大型案件とも言っても過言ではない、
「青森市営バスにおけるナンバリング&ラインカラーの導入」
について語っていこう。
市民の方ならご存じだと思うが、
2021年3月から市営バスでナンバリングとラインカラーが導入された。
路線・行先ごとに数字とアルファベットで識別できるようになり、
観光客にとってもある程度は視認性が向上したと言えるだろう。
しかし実施前の市営バスの実態といえば、
ハッキリ言ってどのバスがどこを通っているのか、
市民でもよく分からなかったほど複雑怪奇であった。
Wikipediaの通り、一応以前からも数字での識別はされていたが、
これはあくまでも主要停留所を表していたもので、
行先そのものがナンバリングされていなかったものがほとんどであった。
これではどこ行きどこ経由なのか瞬時に把握できない。
なので、市民でも不慣れだと”誤乗車”してしまうのだ。
バス待ち中も中高年層の市民から、
「このバス○○通る?」
とこれまた頻繁に尋ねられたもんである。
また、コロナ前は観光客も増えていたため、
観光客の利用も多かった。
だが、市民でさえ”誤乗車”するような市営バスに、
観光客が順応できるのかどうか?
やはりこのままでは不便であろう。
という経緯で私はナンバリングとラインカラー導入を強く要望した。
まあ、この案が無事通ったので何よりであるが、
これで少しでも“誤乗車”を削減できればと思う。
ラインカラーについても導入によって視認性が大幅に向上した。
本音としては、バス前面の行先表示もフルカラー化してほしかったが、
さすがにそこまですると金銭的な負担がかかるため、
これは目を瞑ることとした。
主要バス停に関しては時刻表に路線カラーが印刷されているので、
色で行先や経由地が判断できるようになった。
以前では到底考えられなかった話である。
これらを鑑みれば青森市営バスの利便性は一段階向上したと言えるだろう。
続きは次回!
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