長年待ち望んでいた日が遂に来るかもしれません。
青森市は8月17日に、
今秋実施する新型コロナウイルスによる経済支援全11事業(総額50億円規模)の一環として、
遂に長年の課題であった青森市営バス等へICカードを導入することを明らかにしました。
そして市営バス以外にも、
市営バスから切り離された「市バス(旧市民バス)」や、
観光客向けの「ねぶたん号」についてもICカードを導入するとのことです。
これはありがたいですね。
市バスに至っては市営バスのカードすら使えなくなった始末なので、
ICカードが対応すればよっぽど便利になることでしょう。
後潟、浪岡、浅虫方面などもsuicaなどで移動できるようになりますね。
市バスの一部は青森空港を経由するダイヤもあるので、
とにかく市営バスや市バス、
ねぶたん号込みで青森市内一円をsuicaなどで移動できるようになります。
一体JRバスはどう対抗するのでしょうか・・・w
これまでICカードの導入に関しては、
「清算が不便だ」として多くの利用者から導入の要望が、
青森市のホームページを通して寄せられたり、
青森商工会議所が市へ要望書を提出するなどしましたが、
多額の費用が掛かることを理由になかなか導入へは至りませんでした。
しかし、今年甚大な影響をもたらした新型コロナウイルスをきっかけに、
小野寺市長は「運賃支払いの際の接触機会を低減するため」と述べ、
「素早い運行と安全安心を両立させるためには(suicaのような交通系IC)カードが望ましいとし、
市営バスへのICカード決済の導入を決断したニュアンスの発言が確認されました。
しかしながら、ただでさえ除排雪に多額の費用がかかる青森市であるため、
全市営バスへのICカード導入に費用を充てたら、
ちょっと財政ががたつくのでは?という懸念も多少チラつきますが、
その部分は「国から地方創生交付金をもらって可能な限り充てる」ということので、
財政への影響はあまりないようです。
いやぁ、それにしてもやっと青森市営バスでICカードが使えるようになりますか・・・
まだ正式な日程や導入経費は決まっていませんが、
とりあえずはほぼ確定みたいなものと言っていいでしょう。
これまでICカードは一向に青森県各交通機関へ導入が進まなかったこともあり、
遂には夢にまで出てきた始末ですw
まさに禁断症状ではありませんかw
因みに夢の中ではICカードで交通機関に乗っているシーンが度々出てきたのですが、
起きた瞬間現実に戻るので、
「あぁ、また夢か・・・」
と嘆いた次第です()
しかし今こうしてブログを書いているのは現実世界。
遂に市営バスでICカードが使えるようになるということは、
いわば正夢を見ていたのでしょうか?w
それにしても、
まさかJRよりもあの青森市営バスで先にICカードが使えるようになるとは意外ですね。
確かに要望は多かったとはいえ、
多額の費用がかかることもあり、
まだ導入は先になるだろうと予想していました。
しかし導入を促すようになったのが、
まさか新型コロナウイルスがきっかけになるとは思いもしませんでした。
尚、全国各地でICカードが使えるようになりつつありますが、
これらは主に外国人観光客に対応するためが理由です。
一方今回の件は新型コロナウイルスの蔓延で、
半ば強制的に対応したような感じになっていますね。
変に言えば「新型コロナウイルスのおかげ」ということになりますが・・・
確かによく考えてみればこういったIT化というのは、
基本的にヒトとヒトではなく機械と機械でやり取りするので、
感染症が蔓延しているときはリスクが低いということを改めて思い知らされました。
先般私が就活直前にゴリ押しで取得した国家資格「ITパスポート」ですが、
今日の新型コロナウイルスを踏まえ、
是非ともどこかで役立っていただきたいものです()
とりあえずはICカード導入が事実上決定された青森市営バス等を称えるとしましょう。
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