【祝!!】青森市営バス等へのIC導入が正式決定!

青森鉄道ニュース

いやぁ、遂にこの日を待ち望んでいました!

青森市は11月19日に、

青森市営バス、市バス(旧市民バス)、

それにねぶたん号へ「地域連携ICカード」サービスを導入することを、

正式に発表しました。

以前の記事ではあくまでも検討段階ということでしたが、

JR東日本との正式な合意を行ったということで、

遂に青森市でもICカードが使えることが確定しました。

ここまで長かったですね~

導入については2022年春を目途に予定。

なのであと1年半程度待つ必要がありますが、

ようやく長いトンネルから脱出できそうですね。

まぁ、良い意味で新型コロナウイルスのお蔭ということなのでしょうが、

これで観光客にとっては、

いちいち現金を出さずに清算できるので、

利便性は大幅に上がることでしょう。

因みに私の場合は定期券ではなく、

どの系統でも割安になるバスカードを使っています。

そして、以前八戸市営バス及び南部バスでも、

地域連携ICカードの導入が同じくして2022年春に正式決定されました。

こちらでは地域連携ICカードの導入に関して、

全国ではじめて公営バスとの連携によって導入される内容でしたが、

青森市営バス等についても同じく、

つまり八戸市営バス等に次ぐ、

全国で2番目の公営バスと民間鉄道事業者との連携ということになりました。




それにしても、2020年の青森県内のバス事業者は昨年までと一味違いますね。

やはり新型コロナウイルスによる利用者数減少が原因なのではないかと思います。

ICカードを導入すれば、

いちいち整理券や硬貨を運賃箱にぶっこむ必要が無くなりますし、

両替の際も一番前にある運賃箱まで行って、

小銭を出して両替しなくてはいけませんでしたよね。

これが個人的には最も面倒くさい作業でした()

私は現在バスカードを使用していますが、

バスカードでも整理券は必要ですし、

バスカードの残高が無くなった暁には、

案の定小銭を運賃箱に入れて清算する時もあったもんですから、

それに時間と手間がかかっていたのが気に食わない部分でしたw

勿論、バスカードの残高が無くなりそうになった際、

事前に新たなバスカードを購入すれば、

既存のバスカードに続いて新しい2枚目のバスカードを運賃箱に挿入すればよいので、

特に時間がかかるということはありませんでしたが、

一番の課題は、

バスカードの存在を知らない観光客が清算する時ですよね。

当然、そのバスを使ったことが無ければ不慣れなはずですので(仕様も各社で異なるでしょうし)、

清算の時も困惑するでしょう。

そうなれば乗降に時間がかかり、

ダイヤに多少なりとも影響が出てしまいます。

しかし、ICカードは全国共通のシステムなので、

始めて乗るバスでもICカードが導入されていれば、

利用者は清算に困ることはまずありませんし、

鉄道で言うところの、

自動改札機に引っかかるリスクを減らすことも可能になります。

特にモバイルsuicaでは、

クレジットカードを登録しておくと残高不足の際、

オートチャージしてくれるので、

残高がゼロになりそうなときは自動的にクレジットカードから引き出されます。

このようなメリットもありますよね。

まあモバイルsuicaの話はまた今度にして、

こういう本当にピンチな時こそ、

人やモノというのは変わっていくのだと改めて実感した次第であります。

今回のような、公営バスと民間の連携でICカードの導入が、

今後全国各地で増えていくのがも気になりますね。

また、青森市営バス等では、

バスカードといった乗車券を販売する市内各所の窓口でも、

クレジットカード及び電子マネー(ICカード)15種類で、

バスカード類を購入できるようにするとのこと。

プラスQRコードでの決済サービスも始めるようです。

バスカードについても、

これまでは有人の窓口で口頭で喋って購入する必要があり、

かつ現金でしか対応していないため、

接触を避ける今日では、

有人の窓口でのやり取りはリスクを伴うものと言えます。

しかしこれが無人決済になるということで、

スムーズなバスカードの購入だけでなく、

人と接触する機会も減らせるため、

安心して購入することもできるようになりますね。

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