遂に八戸圏域交通ICカードの名称が決まった。
6月24日、八戸市営バスと南部バス(岩手県北自動車)の発表によると、
八戸圏域交通ICカードの名称が「ハチカ」になったことが明らかとなった。
先般の青森市営バス等で利用可能な「AOPASS」に続き、
県内では地域連携ICカードのネーミング決定が相次いだ。
さて、名称が決まったことは何よりであるが、
ここで注目したいのが名称の投票結果である。
東奥日報によると、
今回の八戸圏域交通ICカード名の募集にあたっては、
最も人気であったネーミングは「ハチカ」ではなく「はちぱす」であり、
「ハチカ」は2位だったことが判明。
なぜ1位を採用しなかったのか?
選定委員会によると、
「3文字で幅広い年代にも覚えやすく、『suica』との相互利用が印象づけられる」
とのことである。
また、八戸圏域8市町村の「ハチ」という意味も込められているという。
尚、この点に関して言うと、
青森市営バス等の「AOPASS」と選定理由は異なっていることが分かる。
「AOPASS」は人気投票で1位だったため単純にそのまま採用されたが、
今回はそうではなく、
人気投票プラスα親しみやすさという点を鑑みて「ハチカ」になったということだ。
個人的にも選定委員会の考えと同じく、
3文字でsuicaとの相互利用が印象づけられるということで「ハチカ」は賛成であり、
最も無難なネーミングであると感じた次第だ。
一方、今回も「○○パス」の投票が1位となって出てきたのは興味深い。
「スイカ」と同等の機能があるわけだから、
それに乗っかって「○○カ」というネーミングが最も多いかと思いきや、
やはり今回も「○○パス」が1位になった。
青森県民は「○○カ」よりも「○○パス」のほうが親しみやすいのだろうか?
ここが最も興味深い話である。
★当ブログを気に入っていただけたら、Twitter等でフォローよろしくお願いします★
コメント