【残酷】イトーヨーカ堂閉店ラッシュ 北海道・東北エリアまとめ 遂に八戸消滅 青森・弘前は・・・

地域経済研究
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日本を代表する総合スーパー、

「イトーヨーカ堂」の閉店ラッシュが止まらない。

青森県内では先般の五所川原店に続いて、

今度は八戸沼館店の閉店が2024年8月末に決まった。

南部地方からも遂に”鳩のマーク”が見られなくなることに。

ということで我が青森県を含め、

北海道・東北エリアにある各店舗の実態をまとめてみた↓

店舗名 閉店日
アリオ仙台泉店 2024年1月31日(水)
五所川原店 2024年3月31日(日)
福島店 2024年5月6日(月)
郡山店 2024年5月26日(日)
帯広店 2024年6月末
北見店 2024年8月末
八戸沼館店 2024年8月末
残店舗 琴似店、アリオ札幌店、屯田店、福住店、青森店、弘前店、花巻店、石巻あけぼの店

※2024年1月30日時点

※情報ソースは日本経済新聞等

★2024年2月10日更新★

屯田店、琴似店、青森店、弘前店、花巻店:「ロピア」へ

アリオ札幌店:「ダイイチ」へ

石巻あけぼの店:「ヨークベニマル」へ

福住店:閉店が確定し現在後継テナント交渉中

参照:イトーヨーカドー店舗の事業承継等について 

関連:【救世主】イトーヨーカドー青森閉店後「ロピア」に決定!実は業界の風雲児!?

まさに地獄絵図ではないだろうかw

北海道・東北エリアにあるイトーヨーカ堂だけでも、

これほどの店舗が閉店することになっている。

2024年1月30日時点での情報では、

アリオ仙台泉店、五所川原店、福島店、郡山店、帯広店、

北見店、八戸沼館店の計7店舗が、

2024年のうちに消え去ることになる。

そのため、福島県では2店舗が閉店することにより、

遂にイトーヨーカドー空白地帯となってしまう。

また、岩手県や宮城県も危うい。

岩手県では花巻店が、

宮城県では石巻あけぼの店がそれぞれ未だ健在ではあるが、

人口規模や周辺の大型店進出などを鑑みると時間の問題であろう。

東北最大の都市である仙台市ですら、

イトーヨーカドーが消え去ることから、

我が青森県内にある2店舗(青森店、弘前店)も決して安泰ではなさそうだ。

札幌市内にある4店舗(琴似店、アリオ札幌店、屯田店、福住店)でも、

Xなどを見ると何やら一部店舗で、

テナントの撤退や営業終了が始まっているようだ。

190万都市である札幌市も同様に安泰ではない。




そもそもなぜイトーヨーカドーは、

地方店舗を中心に閉店ラッシュをかけているのかというと、

一番の目的はドミナント戦略である。

店舗を人口の多い首都圏中心に集約させることで、

資材搬入などコストの面で色々とメリットがあるからだ。

イトーヨーカドーと同じ系列のコンビニである、

「セブンイレブン」の実態を見ると分かりやすい。

2015年、青森県に初めて進出したのがセブンイレブン。

一躍ブームとなったのは記憶に新しいが、

2015年5月末までは何とセブンイレブンが1店舗も存在していなかった。

しかし、2020年5月末までには何と93店舗にまで大量に繁殖させており、

青森県内のコンビニ業界はこの5年で激変したのは間違いない。

尚、2024年現在もセブンイレブンの勢いは止まらず、

“店舗繁殖作業”にいそしんでいる。

それと同じようにイトーヨーカドーのほうでも

儲かる首都圏に店舗を集約させ、

合理化を図ろうという魂胆である。

一方、青森県内に残っている2店舗、

青森店、弘前店を取り巻く環境について簡単に解説すると、

青森店は青森市内有数の商業激戦区である浜田地区周辺の中核的存在として、

弘前店は弘前駅前の中核的な駅前デパート(地下1階地上8階と大規模)としての要素が未だに強い。

テナントにロフトや無印良品、

コメダ珈琲といった有名チェーン店を入れ、

定期的にリニューアルしているのが奏功していると思われる。

イトーヨーカドーの大量閉鎖が加速する今もなお、

青森県は東北エリアで最も店舗数が多い県となっているが、

果たして2店舗は今後も生き残ることができるのか・・・

最新の情報に目が離せない。

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