前回の記事から再び「である体」に変更したため、
どことなく偉そうな口調になってしまっているという副作用が起きているが、
そこはどうかスルーしていただきたい()
さて、これまた驚きの再開発情報が入ってきた。
2月13日、中三百貨店弘前店にも近い弘前市の土手町で、
何と20階建てに及ぶ複合施設を建設すると発表した。
直近の県内における再開発と言えば、
青森市の中三百貨店と角弘再開発が今まさに建設中であるが、
こちらはそれぞれ最高14階建てと18階建てである。
あの県都青森市でさえ、
これまで20階建てを超える建物は建設されていないのだから、
今回の弘前市土手町再開発はまさに異例の事業と言えよう。
まさに「大 都 会 弘 前」である()
一応確認しておくが、
弘前市は県下第三の人口を擁する17万都市である。
とは言え、17万都市という規模にもかかわらず20階建ての複合施設というのは、
全国的に見ても珍しいケースではないだろうか?
まさに、元県都の威厳を見せつけているかのような雰囲気を醸し出している。
では、肝心の詳細についてまとめてみた。
現時点で分かっている内容は以下の通りである。
- 事業区域は菊池薬店、朝日会館等の5247㎡
- 1~3階:地権者の菊池薬店など複数の商業施設(現状未定)、延床面積4700㎡
- 4階:機械室
- 5~20階:99戸のマンション
- 立体駐車場棟を整備(イメージ図で見る限り5~6層ぐらい?)
- 建設はファーストコーポレーション(東京都)、コンサル業務は都市環境研究所(同)
※土手町再開発、商業施設とマンション一体型|経済・産業・雇用|青森ニュース|Web東奥 から引用・加工
朝日会館には現在、
ボーリング場やパチンコ店、カプセルホテル、ビリヤード、カラオケ等が色々入っており、
れっきとした娯楽施設として営業しているが、
情報によれば、これらが引き続き入居するとは限らないという。
一度白紙状態にして新たなテナントを呼び込むそうだ。
とは言え交通の便が良い弘前市の中心街であるため、
ボウリング場があるだけでもそれなりの人を呼び込めそうである。
商業フロアにおける延床面積は4700㎡ということで、
イメージ図で見てもそれなりに大きい規模になりそうだ。
マンションの戸数については99戸と中規模であるが、
1フロアあたりの戸数が少なめになっていることから、
フロア数的には県下最高となる20階建てになっている(建物の高さが最高かは不明)。
中三百貨店も近い中心街にあるため需要はそれなりにあると思われる。
そういえばこの事業、
どこかで似たようなフレームになっていると思ったら、
只今絶賛建設中である青森市の中三百貨店再開発とやり口がそっくりではないか()
低層階に商業施設(百貨店ではないが)、高層階にマンションなのだから、
構造的にはほとんど一緒である。
ということは土手町の事業も青森市の中三百貨店再開発を参考にしたのだろうか?
具体的なテナントは明らかになっていないが、
低層階にスーパーなどの買い物をする場所があれば、
結構便利になると思われる。
ということで今回の再開発はまさかの20階建ての複合施設であり、
これで土手町の街並みも大きく変わるのではないだろうか?
続報を期待しよう。
コメント