毎年恒例、あなたが選ぶ2021年を象徴とする青森の鉄道ニュース、
題して青森鉄道ニュース総選挙2021。
3回目となる今年も、それなりの人数の方にご投票いただいた。
なんといっても今年はコロナもそうだが、
私の人生史上最も激動であった年でもあると思う。
まるで1年で2年分の経験をしたような感じである。
特に上期と下期で人生が大きく変わったに違いない。
あなたの今年はどうだったであろうか・・・?
ということで早速結果発表と参りたい。
果たして2021年を飾るニュースは!?
10~6位に選ばれたニュース
順位 | ニュース |
10位 | 青森市交通ICカード「AOPASS」に決定 |
9位 | 北海道新幹線5周年 |
8位タイ | 快速しもきた青森乗り入れ廃止 |
8位タイ | 青森駅跡複合ビル開発詳細発表 |
6位 | 北条鉄道キハ40系(五能線色)1両導入決定 |
5位タイ:東北本線130周年(E653系)号史上初仙台~青森間運行
5位タイに選ばれたのは、東北本線130周年(E653系)号史上初仙台~青森間運行。
E653系が史上初めて仙台~青森間を運行したという点も含め、
何ともダイナミックな企画であった。
車両は国鉄色を纏ったデザインであったため、
記憶に強く残っている人も多いのではないだろうか?
一時はコロナにより運転中止の判断を下されたが、
感染が少し落ち着いた12月に奇跡的に運行されたのも、
鉄道マニアにとって感無量である。
5位タイ:リバイバル特急つがる号八戸~弘前間運行
もう一つ5位タイに選ばれたのは、
リバイバル特急つがる号八戸~弘前間運行。
特急つがるが八戸~弘前間を運行するのも、
東北新幹線全線開業前以来の約10年ぶり。
当時は八戸での乗り換えが必須であったため、
多くの人にとって、あの時の記憶が蘇ってきた企画であろう。
3位:北東北におけるsuica利用エリア拡大決定(奥羽本線弘前~青森)
4位に選ばれたのは、
北東北におけるsuica利用エリア拡大決定(奥羽本線弘前~青森)。
県民長年の悲願であったsuicaが、
遂に青森エリアでも使用可能になることが発表された。
2001年に首都圏を皮切りに、
翌年仙台エリア、2006年ごろに新潟エリアにそれぞれ導入されたが、
それ以外のエリアでは暫くの間導入する気配がなかった。
県ではこれまでもJR東日本に対し何回も要望していたが、
そのブランクは、驚異の20年以上。
もはや恐ろしい数字である。
2位タイ:リバイバル特急スーパーはつかり19年ぶり盛岡~青森間運行
2位タイに選ばれたのは、
リバイバル特急スーパーはつかり19年ぶり盛岡~青森間運行。
やはりなんといってもこの令和の時代に、
スーパーはつかりが運転されたこと自体が驚きである。
しかも19年ぶりというブランク。
きっとその点が投票数を伸ばしたのだと思われる。
当時撮影しにいったが、
まるで2000年くらいにタイムスリップしたような感覚であった。
2位タイ:青森駅新駅舎と自由通路の利用スタート
もう一つ2位タイに選ばれたのは、
青森駅新駅舎と自由通路の利用スタート。
約60年間にわたり親しまれてきた4代目青森駅舎は、
今年で新駅舎へと世代交代した。
青森市民は勿論のこと、
全国の観光客にとっても青森駅はなにかと、
旅の道中で色々とお世話になった人も多いのではないだろうか?
無論、私にとっても4代目駅舎は青春そのものである。
今後は駅舎跡地に10階建ての複合施設が完成し、
中心街は大きな変貌を遂げるであろう。
1位:キハ40系引退
栄えある1位に選ばれたのは、
キハ40系引退。
2020年に五能線などに新型車両GV-E400系が投入され、
今年遂に長年親しまれてきたキハ40系が引退。
これによりJR東日本管内では、
通勤電車においてキハ40系は完全撤退となった。
約40年ぶりの世代交代といったところであろう。
これは非電化区間でも大きな転換期となったに違いない。
総括
順位 | ニュース |
5位タイ | 東北本線130周年(E653系)号史上初仙台~青森間運行 |
5位タイ | リバイバル特急つがる号八戸~弘前間運行 |
3位 | 北東北におけるsuica利用エリア拡大決定(奥羽本線弘前~青森) |
2位タイ | リバイバル特急スーパーはつかり19年ぶり盛岡~青森間運行 |
2位タイ | 青森駅新駅舎と自由通路の利用スタート |
1位 | キハ40系引退 |
ということで2021年の青森鉄道ニュース総選挙は以上の結果となった。
今年はsuica導入が決定されたほか、
青森駅新駅舎と自由通路の利用スタート、
そして一番目立ったのが臨時列車のニュースが3つ選ばれた点である。
個人的にも今年は結構内容の濃いニュースが多かったと思っている。
果たして2022年は、どのニュースが選ばれるのか・・・?
次回もあなたの参加をお願いしたいと我ながら懇願しているところで、
2021年のYouTubeおよびブログ活動はこれにて終了。
今年も多くの方にご覧いただき感無量である。
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