【速報】青森市地域連携ICカード「AOPASS」に決定!

青森鉄道ニュース

2月1日から21日までの間に投票が行われた、

青森市地域連携ICカードの名称投票。

遂にその結果が4月23日、判明した。

その名も、「AOPASS(アオパス)」。

由来としては、Aomori Payment Smooth Systemであり、

これらの頭文字をとって「AOPASS(アオパス)」となった。

「AOPASS(アオパス)」に込められた意味としては、

青森一円、色々な場所で使えるカード

ということから来ている。

画像の通り、カードは白地に青色の模様をベースとしており、

ロゴには「青森一円で使える」という意味で円の形が印刷されている。

また、「O」のアルファベットの中には、

青森市の市章である7角形の模様が地味に描かれているのにも注目だ。

またカードの右上にはsuicaのマークも描かれていることから、

suicaとほぼ同等の機能を搭載している。

そのためバスだけでなく、

コンビニでの買い物などにも使用可能だ。

因みに私はコロナ対策として、

前年から既に決済はほぼすべてモバイルsuica(口座と紐づけ済)にしているため、

やや今更感が出てしまっているのが否めないが、

地域連携ICカードということから、

バスの乗車などでポイントが付与されるというのならば、

「AOPASS(アオパス)」での決済も考えようと思う。

尚、函館市では「ICASnimoca(イカスニモカ)」という地域連携ICカードが導入されており、

バスや市電の乗り継ぎ割引が効いたりする。

これが青森市でも適応するとなれば、

出費を抑えられるため使いやすくなるだろう。

さて、「AOPASS(アオパス)」に名称が決まったのは何よりであるが、

このほかに注目したいのが投票数である。

東奥日報によると、

「AOPASS(アオパス)」以外に候補として挙げられていた、

「Wanoca(ワノカ)」と「Abeca(アベカ)」の投票数も公表している。

それによると、「AOPASS(アオパス)」に投票した人は、

全5825票のうち53%にあたる3114票。

つまり「AOPASS(アオパス)」だけで過半数を超える投票があったことになる。

それほど人気な名称だったのであろう。




ところで画面の前のあなたはどれに投票しただろうか・・・?

県民限定であったため県外の人は投票できないシステムになっていたが、

実は私は「Abeca(アベカ)」に投票した。

理由としてはいくつかあり、

1つ目としては、デザインが赤色であることから、

地元の名物であるりんごやねぶたを連想させること、

2つ目としては、全国のICカードの中でも赤色が取り入れられているのは珍しいということから、

差別化を図ることができることである。

まあ結果的には「Abeca(アベカ)」にならなかったが、

もう一つの案である「Wanoca(ワノカ)」もネーミング的には悪くはないと感じた。

なぜなら、津軽弁で「”わ”のカード」、

つまり「私のカード」という意味としても捉えられるため、

地元民からしてみれば愛着が湧くのではないかという予測があったからである。

全国的にはICカードの名称として、

最後に「○○カ」とつくのが多くなっているが、

今回は「○○カ」とついた2案はいずれも採用されなかった。

実は私的には当初「AOPASS(アオパス)」は一番投票数が少ないのではないかと予想していた。

まあ、由来としては理解できるが、

先述のように全国的にICカードの名称が「○○カ」であることから、

それに乗っかって「Abeca(アベカ)」か「Wanoca(ワノカ)」になるのではいかと思ったからである。

しかし今回、その予測が丸ごとひっくり返されたではないかw

しかも過半数を超える53%という高い割合であるため、

随分偏っている数値になっている。

まあ、無事名称が決まったことが何よりであるが、

取り合えず言いたいことは、

人生は時に思いもよらないことが起こるということであろう。

尚、「AOPASS(アオパス)」が使えるようになるのは2022年春以降となる。

一体どのぐらいの市民が利用するのかも注目である。

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