昨日に引き続き青森操車場跡地における新駅設置についてのネタを取り上げましょう。
今日はその肝心な新駅の詳しい構造について予測してみたいと思います。
現時点では新駅の大まかな建設場所程度しか決まっておらず、
具体的な構造については今だ踏み込んでいない状況となっています。
だったらこちらで勝手に新駅の構造について予測してみようという魂胆のもと、
ホームや改札口、出入口の位置について、
現状の操車場跡地の構造を鑑みながら考えていきたいと思います。
まずは根本的な話で駅構造についてです。
これについては考えてみたところ、
1案:現在の青森駅のように改札口を1階に置く地上駅(自由通路は別途建設)
2案:三沢駅のような駅事務室も改札口もすべて2階にある完全橋上駅
以上の2案が浮かび上がりました。
一方青森市は「自由通路も造り、駅舎の中心機能を北側に置く」
としているようです。
まず1案についてですが、
この場合は今の青森駅のようにコンコースと自由通路を完全分離するタイプになります。
しかしこれだと改札口を南北2つに設置しなければならないうえ(片方にしか改札口が無かったら南口から遠回りになりかなり不便)、
コンコースと完全分離で自由通路を造ることから(あすなろ橋みたいに)、
ちょっとコスパがよろしくありません。
次に2案ですが、
この場合は青森市の意図とほぼ一致することになります。
三沢駅のように改札口も駅事務室も2階に置き、
コンコースと自由通路をつなげるということです。
改築後の青森駅は半橋上駅化して改札口を東寄りに集約することで、
西口からの利用者は遠回りになってしまうことから色々と物議を醸していますが、
これはそもそも青森駅の構造が大規模な島式ホーム3面6線となっているためです。
しかし操車場跡地新駅の場合は仮に相対式ホームだとしても2面2線しかない上、
もともと青い森鉄道線の線路は北側にあるので、
南口から遠回りになるということはありません。
三沢駅を考えても中心は西口ですが、
自由通路と跨線橋がつながっており、
どちらから入っても距離的に平等になっているので、
東口から遠回りになる設計にはなっていませんよね。
よって後者の案が採用されるのではと予測します。
次にホームの構造について。
航空写真を見ていただくと多数の線路が張り巡らされていますが、
青い森鉄道線の線路は北側から2本となっており、
他すべては貨物線で埋め尽くされています。
八戸方面ホーム(北側)はスペース的に余裕があるので問題ないと思いますが、
青森方面ホーム(南側)は貨物線が間近に迫っています。
従って、青森方面ホームを建設するためには旅客線に最も近い貨物線を撤去しない限り、
スペース的にかなり厳しくなるでしょう。
相対式ホームか島式ホームかについての予測ですが、
やはり相対式ホームのほうが線路をいじらなくて済むので経済的です。
島式ホームだと線路を左右に移設してその真ん中に乗り場をぶち込まなければならないので、
その分コストがかかってしまいます。
なので相対式ホームが濃厚でしょう。
ということで最後に予想図を作ってみたのでご覧ください。
因みに上図は新駅が有人駅の場合です。
勿論あくまでも予想なので未知数の部分も多いですが、
青森市が以前にアンケートをとった結果では1日乗車人員が約1300人程度であったため、
一応有人駅の体で妄想してみました。
まあ、それでも無人駅にする可能性も無きにしも非ずですが()
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