青森大改造計画Part4は、
かのアリーナ建設と新駅設置で話題となっている操車場跡地周辺についてです。
まず、操車場跡地周辺の現状として、
新駅が建設される予定となっている北側は基本的に住宅街となっているほか、
「アピオ青森」や「県民福祉プラザ」「市民病院」といった公共施設が集中しており、
事実上青森市の副都心的な立ち位置となっている傾向にあります。
言うならば市役所とも距離が1キロ以内という立地。
また、旧市街地の一角ということだけあって、
保育園から高校といった学校も集中しており、
ちょっとした文教都市と化しております。
一方南側はどうなっているのかというと、
こちらは新興住宅地に加え、
サンロード青森をはじめとした大型商業施設や有名チェーン店が集中しており、
今となっては青森市を代表する商業激戦区と化しています。
このように南北で街並みが相当異なっており、
この操車場跡地によって分断されているといった感覚でしょう。
そのような場所に新駅を設置するということなので、
利用者数見込みの可能性としてはそこそこ期待できるものとみられます。
ただ、惜しい点としては、
これだけのポテンシャルを秘めていながら、
操車場跡地そのものの再開発が今のところアリーナ建設ぐらいしか存在しません。
これについては20年前くらいに青森市が低炭素モデルタウン開発と銘打って、
操車場跡地内に住宅や大学の研究所といった大規模な開発を目論んでいました。
しかし、周辺住民は広大な避難場所が失われることを危惧したため、
開発が事実上中止となった経緯があります。
それにより今もただの巨大な公園となっているのです。
とは言え、青森市最後の一等地とも称されるほど活用の余地があるわけなので、
アリーナ建設だけで終わるのはどこか勿体ない気がします。
・・・ということでこのエリアも個人的な考えにより改造してみました()
いかがでしょう。
ある程度の市民の意見を反映するため、
さすがに低炭素モデルタウン開発の時と比べ大分落ち着いていますが、
少なくともマンションの1つや2つ程度ならそこまで敷地を要すことはありませんし、
懸念材料となっている膨大な除雪費用も余計にかかりません。
一応操車場跡地南側にあるエリア一帯は、
青森市でも有数の人気を誇る住宅街であり、
地価も割と高めになっています。
大型商業施設も複数あるので生活には申し分ないほど。
といった理由から操車場跡地における住宅需要はそれなりにあるのではないでしょうか?
あと、現状北側は狭い道路が入り組んでおり住宅も集中しているので、
駅前広場整備によって今後どう変えていくのか、
住宅開発はそれ次第でしょう。
というように操車場跡地南側は、
主に商業激戦区で青森市における流行の最先端で成り立っており、
言わば渋谷、
北側は公共施設や学校が集中している歴史・文化で成り立っている、
言わば文京区のような立ち位置とそれぞれ例えられるでしょう。
このように操車場跡地新駅は系統が違う南北の街を結ぶポテンシャルを秘めているので、
今後どう変わっていくか期待ですね。
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