プーアル茶とカリウムの関係 血圧低下や脳卒中予防にも?

プーアル茶に含まれるカリウムって何?

プーアル茶

プーアル茶には、「カリウム」という成分が100gあたり1435mg含まれています。

カリウムには、細胞の浸透圧を維持したり、

体内の水分の量を維持する機能があります。

細胞の外液に存在する「ナトリウム」と連携して、細胞の健康維持につとめたり、

常に一定値の血圧を調整・維持するのに役立っています。

ナトリウムは摂り過ぎると血圧が上がる要因になってしまいますが、

それに対してこのカリウムでは血圧上昇を抑制する機能があります。

最近では、カリウムを積極的に摂ると、血圧の低下や脳卒中の予防、

さらには骨密度の増加といった、

骨を丈夫にする効果が期待できる成分であることがわるようになりました。

また、カリウムは成人の体内に約200g含まれています。

そのほとんどは細胞の中に入っており、

細胞の外液に多いナトリウムと連携して、

血圧を正常なラインにまでキープします。

一方、食べ物から摂取されたカリウムは、小腸で吸収されたのち全身の組織に運ばれ、

そのほとんどは腎臓の中で消費されます。

カリウムは、その腎臓の働きによって調整され、

血液中のカリウム濃度は3.6~5.0mEq/Lに保たれています。

ナトリウムとともに細胞の浸透圧を維持する機能があるカリウムは、

酸塩基平衡(さんえんきへいこう)の維持、神経刺激の伝達、

心臓機能や筋肉機能の調整、細胞の中で酵素反応を調節する役割を担っています。

※酸塩基平衡:体液の水素イオン濃度をきわめて狭い範囲に保つように調節機構が働いている。

まとめると、カリウムに血圧上昇を抑える機能があるのは、

腎臓でナトリウムが吸収されるのを上手く調整し、尿への排泄を促すことで、

血圧の上昇を抑えることができるためです。

1日に必要なカリウムの量は?

日本人の食事摂取基準(2015年版)によると、1日に摂るべきカリウムの量は、

18歳以上の男性では1日2,500mg、女性では2,000mgと推奨されています。

しかしながら現状、日本では高血圧の患者が約1000万人とかなり多く、

実に日本人の3人に1人が高血圧と診断されているほどの国民病です。

特に食の欧米化が進んだことでここ毎年増加傾向にあります。

高血圧の一次予防を踏まえた目安摂取量だと、18歳以上の男性では3,000mg、

18歳以上の女性では2,600mgと、

基準値よりも少し多めに推奨されています。

尚、世界保健機構(WHO)が高血圧予防をするために適した摂取量は、

成人で1日3,510mgと発表しています。

◆1日に必要なカリウム

基準値 高血圧一次予防
男性 2,500mg 3,000mg
女性 2,000mg 2,600mg

カリウムが不足するとどうなるの?

カリウムが減ることでよくみられる主な症状は、

食欲がなくなる、視力が悪くなる、やる気が出ない、などです。

ただ、カリウムは動物性食品や植物性食品に多く含まれている成分のため、

基本的に普段から食事を摂っていれば不足することはありません。

一部、風邪などによる吐き気や下痢、利尿降圧剤を長く使用した場合では、

カリウムが出ていく量が多いことから、一時的に減るケースもあります。

カリウムはプーアル茶以外でどんな食材に含まれる?

プーアル茶は、ほかのお茶と比べカリウムの量は比較的多めに入っていますが、

だからと言ってプーアル茶だけを飲めば良いというわけではありません。

朝昼晩の3食からもきちんと摂る必要があります。

カリウムが豊富に含まれる食材はとても幅広く、

ほうれん草などの野菜類から、さつまいもなどのいも類、

大豆や小豆などの豆類、

そして魚類、肉類にも多く含まれています。

特にバナナ、メロン、アボカドなどの果実類にはカリウムが他より多めに入っています。

このように、カリウムはある特定の食材ではなく、

幅広い食べ物に含まれていることから、

基本的にはカリウムが極端に少なくなることはないのです。

まとめ

プーアル茶

・プーアル茶には「カリウム」が100gあたり1435mg含まれている。

・カリウムでは血圧上昇を抑制する機能があり、血圧の低下や脳卒中の予防、骨密度の増加が期待できる。

・1日に摂るべきカリウムの量は、18歳以上の男性では1日2,500mg、女性では2,000mgと推奨されているが、国民病である高血圧の1次予防を考慮して、これよりも少し多めに推奨されている。

・カリウムが足りていないと、食欲がなくなる、視力が悪くなる、やる気が出ないなどの症状が出る。

・カリウムは野菜類から魚介類まで幅広く含まれており、特にバナナ、メロン、アボカドなどの果実類にはカリウムが他より多めに入っている。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。

【参考文献】

井上 菜津子(2009)『1年365日、プーアール三昧―おいしくて体にいい魔法のお茶』亜紀書房.

佐藤 勲(1988)『スリムで元気がいちばんいい―無理なくやせるプーアル茶健康法』現代書林.

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