プーアル茶比較/ランキング8選 人気・おすすめ・選び方など

そもそもプーアル茶とは?ほかのお茶と何が違うの?

そもそもプーアル茶とは?ほかのお茶と何が違うの?

そもそもお茶にはどんな種類があるの?

上の図は、製造過程ごとに日本茶や中国茶を含めたお茶の分類を表しています。

不発酵茶、弱発酵茶、半発酵茶、発酵茶、

そして後発酵茶のすべてをひっくるめて「お茶」と言います。

ここで言う「発酵」というのは、茶葉に含まれる酵素によって発酵させるものもあれば、

麹菌などの微生物によって発酵させるものもあります。

一方で、私たち日本人によく飲まれている緑茶は、

発酵させない「不発酵茶」に分類されます。

不発酵茶は、普段の生活で最も馴染みのある「煎茶」をはじめ、

「八女伝統本玉露」など高級なお茶が多い「玉露」、

スイーツなどでよく出てくる「抹茶」、

そして、「煎茶」や「番茶」などを焙煎した「ほうじ茶」などが当てはまります。

不発酵茶では茶葉を発酵させない代わりに、

茶葉を「蒸す」「釜で炒る」「火で炙る」「天日で干す」など、

熱を加えて酵素の働きを止める方法(殺青:発酵を止める)でつくられます。

茶葉を発酵させていないので、お茶を淹れると緑色になります。

因みに、ウーロン茶やプーアル茶、ほうじ茶などは、

お茶を淹れた時に茶色く出ます。

しかし、これは茶葉を摘み取ったときから茶色くなっているのではなく、

先ほどのように熱を加えたり、もしくは発酵させることではじめて茶色くなります。

したがって、煎茶であろうがウーロン茶であろうが、

呼び名は違えども摘み取った茶葉はどれも同じなのです。

呼び名が違うのは、製造過程に違いがあるためです。

つまり、製造過程をさかのぼると、

“お茶自体”は唯一無二の存在ということになるのです。

プーアル茶(黒茶)は他のお茶と何が違うの?

一方、プーアル茶は私たち日本人に馴染みのある緑茶の製造過程とは大きく異なります。

図を見ていただくと、プーアル茶は後発酵茶(黒茶)のうちの一つとなっています。

後発酵茶では、茶葉に自然に含まれている「酵素」によって発酵させたものもあれば、

麹菌などの微生物によって発酵させたものもあります。

その代表的なお茶というのが、この中国茶である「プーアル茶」です。

日本でも高知県の「碁石茶」、徳島県の「阿波茶」など、

一部ではありますが四国を中心に黒茶がつくられています。

黒茶は、摘み取った茶葉に熱を加え発酵をいったん止めて、

そこに微生物を加えて再び発酵させてつくられてるので、

いわば漬物のような製造過程でつくられるお茶とも言えます。

プーアル茶(黒茶)はどんなふうにつくられるの?

緑茶、白茶、青茶、紅茶、黄茶、黒茶。

これら6種類のお茶をまとめて中国では「六大茶類」と言います。

先ほどのように、茶葉の製造過程によって呼び名が変わります。

プーアル茶を含む黒茶は、緑茶と同じように加熱処理を行いますが、

その後で微生物(乳酸菌など)によって発酵させます。

製造過程や産地によっては、味や香りに多少の違いが出てきますが、

基本的には数ヶ月以上発酵させてつくられます。

尚、黒茶の一つであるプーアル茶は、

茶葉に含まれる天然の酵素を発酵させてつくられる「生茶」と、

コウジカビで発酵させてつくられる「熟茶」に分けられます。

ちなみにプーアル茶は六大茶類の中で、

微生物による発酵でつくられる唯一のお茶なのです。

他のお茶では、一番茶、二番茶…のように、

より新しくつくられたお茶ほど高く値が付きますが、

プーアルの場合は真逆で、より長く発酵させたものほど価値が高くなるのです。

また、茶葉を保存する期間もとても長く、

通常でも2年~30年、さらに長いものだと100年以上も保存されます。

このように、プーアル茶は煎茶や番茶とは性格が大きく異るのです。

まとめ

プーアル茶

・プーアル茶は中国茶で、後発酵茶(黒茶)に分類されている。

・後発酵茶(黒茶)は麹菌などの微生物を発酵させてつくられる。

・後発酵茶(黒茶)は六大茶類の中で微生物による発酵でつくられる唯一のお茶である。

・後発酵茶(黒茶)は長く保存、発酵させたものほど価値が高くなる。


最後までご覧いただき、ありがとうございました!

【参考文献】

井上 菜津子(2009)『1年365日、プーアール三昧―おいしくて体にいい魔法のお茶』亜紀書房.

佐藤 勲(1988)『スリムで元気がいちばんいい―無理なくやせるプーアル茶健康法』現代書林.



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