茶柱が立つと縁起が良い本当の理由、知ってますか?

実際の様子

皆さんは、お茶を飲むときに茶柱が立ったことはありますか?

”茶柱が立つ”のは、何となく縁起が良いと思っている人も多いことでしょう。

ところで、そもそもなぜ茶柱が立つこと自体、

縁起が良いと言われ続けているのでしょうか?

茶柱が立つことで、何か良いことがあるのでしょうか?

また、そもそも茶柱が立つこと自体、

本当に珍しいものなのでしょうか?

ここでは、なぜ茶柱が立つと、縁起が良いのかについて、

分かりやすく丁寧に解説します。

茶柱が立つと縁起が良いと言われる本当の理由は、作業工程が高度化したため?

茶碗の中に立っている棒のような茶殻は「茶柱」と言いますが、

本当は、立っているのは”葉”ではなく、

茶葉に混じった”茎”です。

煎茶の作業工程で、茎はほとんどが取り除かれるのですが、

最近は作業工程において、

「高精度分離機」や「色彩選別機」という、

言わば茶葉を選別するために使われる、

最新の機械が導入されているケースが増えていることから、

茶葉に茎が入っている確率はとても低くなっています。

さらに、そこから煎茶と一緒に茎が混じったとしても、

今度は急須の茶漉によって茎が出にくくなるため、

湯のみまで茶柱が下りてくることは、ほとんどなくなったのです。

これらの作業工程は、今の時代でこそ機械化されていますが、

昔はすべて手作業で茶葉をふるい分けていたわけですから、

その時と比べれば、茶柱が湯呑に落ちてきたというのは、

とてもラッキーだということです。

茎の部分には美味しい成分がたくさん含まれている?

一方、茶柱として出た茎の部分は、

言ってしまうとお茶を飲むときにいらないものになるため、

これを「出物(でもの)」と呼んでいます。

ただ、出物はただゴミ箱に捨てるわけではなく、

余すことなく別のお茶として売り出されます。

煎茶の場合、茎の部分は使われませんが、

その代わりに「茎茶」という種類のお茶として使用されるのです。

出物であるため、一級品よりはグレードも下がるため、価格も安くなるのですが、

だからと言って、「茎茶」は美味しくないというわけではありません。

そもそもお茶の旨味など、

美味しい部分はこの”茎”の部分を通って茶葉に栄養分が送り届けられているので、

茎にも旨味や栄養分が豊富に含まれているのです。

そもそも茎には、「アミノ酸」を多く含んでいるので甘味があり、

香りも高いのが特徴です。

さらに、一級グレード品の煎茶や玉露から振るいだされた茎には、

「雁音(かりがね)」という名前がつけられ、

一級品のような扱いをされます。

このように、高級煎茶や玉露から振るいだされた茎でも、

決して価値が低いというわけではなく、

きちんと一級品に近いお茶として再出発しているのです。

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