冷え性を和らげる中国茶って?祁門工夫

なぜ冷え性は起こるの?

「冷え性」は、特に女性に多い症状として知られていますが、

これは、女性は男性に比べると、皮膚の表面温度が低かったり、

熱を作り出す筋肉が少ない、

さらに、貧血や低血圧である人も多いことなどが要因と考えられています。

体質によって冷え性の症状具合は異なりますが、

実際では、女性の70%に及ぶ人が、冷え性を感じていると言われているようです。

なお、一般的に体温を測った場合、36℃未満であることを「低体温」と呼ばれますが、

冷え性の場合では、「体温が何度以下」という定義はありません。

冷え性は、健康的な人が寒さを感じないぐらいの気温なのにもかかわらず、

手足や下半身といった体の一部分や、全体的に冷えを感じる症状のことを言います。

また、冷え性が多い時期として、寒い冬の時期をイメージしますが、

実際はそうではありません。

冬以外にも、気温の高い夏場でも、冷え性になっている人は多くみられます。

というのも、夏場はクーラーをガンガンきかせる機会が多いことから、

部屋の中にいて、クーラーが効きすぎて寒さを感じるという人が多くなっています。

外の暑さで汗をかいて、クーラーがついている部屋の中で体が冷やされることによって、

汗を乾くときに熱が奪われるため、冷え性になってしまうというケースが多いようです。

クーラーだけではなく、夏場は冷たい飲み物をガブガブ飲みたくなりますが、

これも冷え性を引き起こす要因となってしまうので、注意が必要です。

中国茶の祁門工夫と冷え性の関係とは?

中国紅茶の一種である祁門工夫(きいもんくふう)は、

血液の流れを促進させて、身体を温める保温効果があるため、

冷え性を予防・解消するお茶として中国では期待されています。

夏場でも、クーラーの効きすぎによって冷えを訴える女性が多くなっているため、

祁門工夫の保温効果で身体を温める働きが注目されています。

また、祁門工夫にはホルモンバランスを整える働きも確認されており、

更年期を過ぎてから急激に増える骨粗しょう症の予防にも効果的と言われています。

祁門工夫の詳しい特徴とは?

祁門工夫(きいもんくふう)は、

中国東部に位置する安徽省祁門県で生産されている、中国紅茶の一種です。

緑茶は発酵させない不発酵茶であるのに対し、

紅茶は茶葉が鮮やかな紅色になるまで発酵させる、完全発酵茶と呼ばれます。

茶摘みの時期は、春から夏にかけての期間に行われます。

茶葉は一芯二葉もしくは三葉で細長く、つやがある黒褐色が特徴です。

香りは祁門工夫にしかない、「祁門香」と呼ばれる独特のランの花のような特徴的であり、

渋みが少なく、優しいまろやかな舌触りがクセになる味わいとなっています。


【参考文献】董占軍(とうせんぐん)(2012)『茶のチカラ‐薬になる中国茶図鑑』.講談社

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