疲労を回復する中国茶とは?正山小種

疲労がたまるとはどういうこと?

疲労を3つに大きく分けると、

肉体的疲労、精神的疲労、神経的疲労に分けることができます。

肉体的疲労の主な原因として挙げられるのは、

筋肉を動かすために必要となるエネルギーが不足している、

または、疲労物質(乳酸)が溜まっていることです。

筋肉を動かすためにも、エネルギーが十分に足りていないよな状態だと、

力を発揮することができなくなります。

また、糖質が分解されてエネルギーとなる際、乳酸という成分が生成されます。

筋肉は酸性に弱いことから、乳酸が必要以上に溜まっていくと、

十分に体を動かせなくなってしまいます。

その原因によって、疲れやだるさを感じるようになったり、

筋肉が張ったりするなどの現象が現れ始めるのです。

さらに、同じ姿勢のまま長時間続けることによっても、乳酸が溜まるようになり、

筋肉の動きが鈍くなってしまいます。

筋肉は、定期的な運動をしないと萎縮し、次第に働きが弱くなります。

体を動かさないことで、ますます疲れやが溜まりやすい体になってしまうので、

適度な運動は必須です。

一方、精神的疲労というのは、

人間関係や悩み事などのストレスが原因で起こるものです。

神経的疲労とは、長時間のパソコン作業などによって、

視神経や脳が緊張した状態が続くことによって起こるものです。

このような3つの疲れは、互いに関係しあっているため、

できるだけ溜めないようにしておくことが大切です。

そのためには、睡眠や運動、食事といった生活習慣の見直しも忘れずに行いましょう。

正山小種と疲労回復の関係とは?

中国茶の正山小種(せいざんしょうしゅ)は、紅茶の一種です。

古くから中国では、紅茶には身体を温める保温効果があると言われ、

今でも多くの人に親しまれ続けています。

また、紅茶に含まれる「カフェイン」や「タンニン」の成分には、

血行を促進させることで、新陳代謝を高める効果があります。

さらに、中枢神経を刺激して、疲労を解消する働きも確認されています。

紅茶を飲むと、どこか頭がスッキリする感覚になりますが、

それはまさに「カフェイン」や「タンニン」による働きが効いているという証拠になります。

正山小種の詳しい特徴とは?

正山小種(せいざんしょうしゅ)の産地は、

中国南東部に位置する、福建省武夷山市が有名です。

茶摘みは、5月5日前後の立夏以降に行われています。

茶葉は、4~5葉目の大きめなサイズで、強くねじ曲がっているのが特徴です。

香りは、他では味わえないような独特の風味が特徴であり、

そこにコクの強い甘味が加わっているなど、

中国茶の中でもとても個性的な味わいとなっています。

水色は、鮮やかなオレンジ色をしており、茶葉はつやのある黒褐色です。


【参考文献】董占軍(とうせんぐん)(2012)『茶のチカラ‐薬になる中国茶図鑑』.講談社

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